出願番号 |
特願2005-116308 |
出願日 |
2005/4/13 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2006-292639 |
公開日 |
2006/10/26 |
登録番号 |
特許第4500965号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
音響キャビティー及びそれを用いた流体用共鳴音波スペクトロスコピー装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
超臨界流体、微量物質の密度や弾性率の変化、気体を含む流体の物性評価、液体中での反応変化の検出 |
目的 |
キャビティーは、厚い真鍮製の容器を用いなければならず装置全体が大型となってしまい容易に測定を行うことができず、また、装置全体が大型になってしまうことにより高圧容器内の測定試料の温度の均一性、安定性を実現することにおいても課題を残していることに鑑み、装置が小型化可能であって、高い温度均一性、安定性を実現することのできる流体用共鳴音波スペクトロスコピー装置及びそれに用いられる音響キャビティーの提供。 |
効果 |
音響キャビティーは恒温容器内に設置できるほど小型化が可能となり、恒温容器内で制度の高い温度安定性を実現し、その内部で温度を安定させることが可能となるため、高分解能の流体用共鳴音波スペクトロスコピー装置及びそれに用いられる音響キャビティーが実現できる。 |
技術概要
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この技術は、周波数信号を出力するオシレータと、オシレータが出力する周波数信号に基づいて振動する振動源、孔が形成され振動源に対向して配置される反射板、振動源及び反射板との間に配置される円筒、を有する音響キャビティーと、音響キャビティーの振動源の振動に起因して円筒内部に発生する波を感知するマイクロフォンと、マイクロフォンが感知した波の振幅、位相を、オシレータが出力するする周波数信号の周波数を参照して抽出及び出力するロックインアンプと、ロックインアンプの出力を格納する記憶装置を有するコンピュータと、を有する流体用共鳴音波スペクトロスコピー装置とする。なおこの手段において、音響キャビティー及びマイクロフォンを内部に格納する高圧容器と、を有すること、反射板における孔の径は円筒の内径に対して十分小さい径であること、反射板における孔の径は円筒の内径の1/10以下であること、振動源と反射板との距離は、円筒内を伝播する音波の半波長の整数倍であること、も望ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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