出願番号 |
特願2005-038796 |
出願日 |
2005/2/16 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2006-223137 |
公開日 |
2006/8/31 |
登録番号 |
特許第4528967号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
Gefitinib、及び類薬に感受性を示す細胞・組織におけるDNAの簡便検査方法 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
非小細胞肺癌、治療、医薬品、分子標的薬剤 |
目的 |
変異を検出する方法は、現時点において患者腫瘍組織の細胞より抽出したゲノムDNAから特異的に増幅したEGFR遺伝子における当該領域の塩基配列(シーケンス)解析が一般的であって、簡便に検査できるキットは世界的にも存在しないことに鑑み、gefitinib、および類薬の感受性を示す組織におけるDNAの簡便な検査方法及びそれに用いられるプライマーセットの提供。 |
効果 |
プライマーを用いることでEGFR遺伝子のexon19の増幅が可能となり、しかもプライマーセットを用いれば、PCR、及び電気泳動を行なうことで後述の遺伝子変異の判定が実現できる。ごく一般的なサーマルサイクラーと電気泳動装置があれば判定が可能となるため、人手及び判別・機器操作の熟練についての負担の軽減が図れ、要する時間もシーケンス解析に比べ極めて短縮できる。更に、コストの面でも遥かに安価となる。 |
技術概要
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この技術は、第一の手段として、配列番号1記載の塩基配列からなるプライマー、配列番号2記載の塩基配列からなるプライマー、配列番号3記載の塩基配列からなるプライマーの少なくともいずれかを用いることとし、更に望ましくは、配列番号1記載の塩基配列からなるプライマー、配列番号2記載の塩基配列からなるプライマー、及び、配列番号3記載の塩基配列からなるプライマーを有するプライマーをセットとする。また、第二の手段として、gefitinib、および類薬の応答性遺伝子変異の判定方法において、配列番号1記載の塩基配列からなるプライマー、配列番号2記載の塩基配列からなるプライマー、及び、配列番号3記載の塩基配列からなるプライマーを含む反応溶液を用いてPCRを行う工程、PCRを行う工程により得られたPCR産物に対して電気泳動を行う工程、とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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