出願番号 |
特願2004-252381 |
出願日 |
2004/8/31 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2006-071767 |
公開日 |
2006/3/16 |
登録番号 |
特許第4838503号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
カラーリライタブル表示装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
視認性、表示装置、可逆的に着色または消色する材料、カラー表示 |
目的 |
エレクトロクロミック材料を用いた反射型ディスプレイの場合、カラーフィルターによる方法では、十分満足できるカラー表示を実現できておらず、一方、フタル酸エステル誘導体はカラー表示を発現するのに好適な材料であるが、実用レベルで繰り返し着色させることが困難であることに鑑み、カラー表示において、繰り返し特性に優れ、かつ消費電力の低いカラーリライタブル表示装置の提供。 |
効果 |
エレクトロクロミック材料として芳香族ジカルボン酸エステル誘導体又は芳香族ジアシル誘導体を使用し、電子ドナーとしてメタロセン誘導体を使用するものであり、これにより、繰り返し特性に優れ、かつ印加電圧の低いフタル酸エステル誘導体を用いたカラーリライタブル表示装置が得られる。また、本発明により得られるカラーリライタブル表示装置は、消費電力が低いため省エネルギー性に優れ、紙に代わるリライタブルペーパーとして好適である。 |
技術概要
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この技術は、エレクトロクロミック材料として芳香族ジカルボン酸エステル誘導体又は芳香族ジアシル誘導体を使用し、電子ドナーとしてメタロセン誘導体を使用してなるカラーリライタブル表示装置とする。使用されるエレクトロクロミック材料は、芳香族ジカルボン酸エステル誘導体又は芳香族ジアシル誘導体であって、1つの芳香環を有し、2つのカルボニル基が1つの芳香環に結合する構造をもつ化合物、又は共役する2以上の芳香環を有し、2つのカルボニル基が別々の芳香環に結合する構造をもつ化合物である。芳香族ジカルボン酸エステル誘導体又は芳香族ジアシル誘導体が一つの芳香環を有する場合、芳香環としては、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、フェナントレン環などが挙げられる。芳香族ジカルボン酸エステル誘導体が共役する2つ以上の芳香環を有する場合、共役する2以上の芳香環としては、ビフェニル環、ターフェニル環等が挙げられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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