出願番号 |
特願2007-121192 |
出願日 |
2007/5/1 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2008-142770 |
公開日 |
2008/6/26 |
登録番号 |
特許第5120802号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
温間圧延装置及び温間圧延方法並びに温間・冷間連続加工装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
超微細粒組織を有する金属細線の製造 |
目的 |
特別な熱処理を施さなくても、超微細結晶粒組織により強度と延性のバランスに優れた水準を有する金属線を製造するために、温間温度域で操業するコンパクトな圧延装置を創案すると共に、これを用いて圧延工程における材料の倒れが発生せず、且つ孔型への材料充満度が適切となる圧延技術の提供。 |
効果 |
本技術によれば、材料の倒れ・捻転が発生せず、オーバル孔型の圧延による材料の充満度が過不足なく適正となり、断面形状が良好となり、またラップ疵のような表面疵発生の防止効果も得られる。 |
技術概要
 |
本技術の温間圧延装置は、圧延パスラインの中心線(X軸)(J)を中心に相対向する両側から圧下する2本のカリバーロールが1対となって、1機の圧延機のカリバーロール対を構成する。その際、2機の圧延機は、近接して直列に、それぞれの圧延機の圧下方向が90°をなすように配設されている。そして、圧延パスラインの上手側の第1番目圧延機と、これに隣接して圧延パスラインの下手側に配設された第2番目圧延機とにより、2機近接圧延基を構成する。ここで、カリバーロールの表面は、第1番目圧延機のカリバーロールには、例えばオーバル形状の孔型が、そして第2番目圧延機のカリバーロールには、例えばスクエア形状の孔型が形成されている。また、第1番目圧延機のカリバーロール軸心は平行であり、同様に第2番目圧延機のそれぞれのカリバーロール軸心も互いに平行であり、第1番目圧延機、第2番目圧延機の軸心同士は直角をなしている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|