色変換器、これを用いた植物育成装置及び植物育成方法

開放特許情報番号
L2009002281
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/7

基本情報

出願番号 特願2007-014556
出願日 2007/1/25
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-181771
公開日 2008/8/7
登録番号 特許第4840776号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 色変換器、これを用いた植物育成装置及び植物育成方法
技術分野 電気・電子、食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 野菜、果物、花木などの植物の育成
目的 植物育成に有用な光を効率よく得ることが困難な事情を打破し、投入光の色の成分を適正なものに変換および調整可能な色変換器の提供。
効果 本技術によれば、透光体または反射体は、短波長成分を有する投入光を受光し、蛍光体は、短波長成分を吸収し、長波長成分に変換し、放出する。これにより、投入光の色を変換することができる。
技術概要
本技術の色変換器は、表面または内部に蛍光体を有する透光体を備える。色変換器は、投入光を受光し、変換光に変換する。色変換器は、投入光における短波長成分(青色成分または緑色成分)を減少させるとともに投入光における長波長成分(赤色成分または黄色成分)を増大させる作用を持つ。即ち、太陽光や人工光源に含まれる光のうち、光合成への寄与が少ない緑色成分や過剰に含まれる青色成分の光を蛍光体で赤色に変換することにより、赤色成分に富む光に変換する作用を持つ。即ち、投入光を蛍光体に投入する。これにより、蛍光体は投入光の波長成分が変換された変換光を生成する。投入光は、5.8×10↑2nm未満の短波長成分と、5.8×10↑2nm以上の長波長成分とを有し、特に、4.5×10↑2nm〜7.0×10↑2nmの波長成分の可視光を含む。この範囲の光が、植物の育成に適している。これにより、蛍光体が短波長成分を長波長成分に変換するので、投入光における短波長成分が減少し、かつ、長波長成分を富化した変換光を植物に照射する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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