出願番号 |
特願2007-004956 |
出願日 |
2007/1/12 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2008-169091 |
公開日 |
2008/7/24 |
登録番号 |
特許第5224434号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブ |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ナノバイオセンサ、ナノエレクトロニクス・デバイス、電池 |
目的 |
ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの提供、及び、そのようなポリピロール層で被覆されているカーボンナノチューブの製造方法の提供。 |
効果 |
本技術の、ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブは、ナノエレクトロニクス・デバイスに扉を開くものである。又、本技術の製造方法は、簡単で、(被覆層の厚みを)変えられる化学的方法である。それゆえ、これにより、ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを容易に製造できる。 |
技術概要
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この技術では、前駆体(モノマー)としてピロールを用いてカーボンナノチューブを被覆することを試みた。幅広い濃度のピロールと幾つかの機能化カーボンナノチューブを試み、そして、ピロールの濃度は非常に低い濃度(mMのレベル)にするべきであることを掴んだ。第一に、本技術は、ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブを提供する。即ち、ナノ精度のポリピロール超薄膜で均一に被覆されているカーボンナノチューブの製造方法であって、カーボンナノチューブを濃硝酸中、高温条件下に処理して機能化する。次に、得られた機能化カーボンナノチューブ(CNTox)を所定濃度となるように精製水に分散する。次に、2−プロパノールに溶かしたピロールを、所定のピロール濃度に達するまで加え、続いて過硫酸塩を加え、これを混合する。そして、得られた個々のポリピロール被覆カーボンナノチューブ(固体)を分離し、乾燥する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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