サーメット皮膜形成方法とそれにより得られたサーメット被覆部材

開放特許情報番号
L2009002248
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/7

基本情報

出願番号 特願2006-246481
出願日 2006/9/12
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-069377
公開日 2008/3/27
登録番号 特許第5013364号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 サーメット皮膜形成方法とそれにより得られたサーメット被覆部材
技術分野 金属材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 ローラ、ディーゼルエンジンのシャフト、タービンエンジンのブレード
目的 燃焼室と超音速ノズル間に不活性ガスを供給し混合する混合室を有するウォームスプレー装置を用いて、サーメット粒子を基材に衝突させて基材表面にサーメット皮膜を形成するサーメット皮膜形成方法とそれにより得られたサーメット被覆部材の提供。
効果 本技術によれば、硬質相の結合相への溶解や脱炭による分解を著しく抑えたサーメット皮膜を作製することができる。又、ダイヤモンド、窒化物およびホウ化物などの非炭化物硬質相の結合相への溶解や脱炭による分解を著しく抑えた非炭化物サーメット皮膜を作製することができる。
技術概要
この技術では、サーメット粉末粒子の温度をその結合相を構成する金属成分の再結晶温度以上かつ融点未満に保持し、マッハ1以上にて基材へ衝突させ成膜する。ここで、サーメット粉末は、WC,Cr↓3C↓2,VC,NbC,TaC,TiC,ZrC,HfC,SiCおよびB↓4Cから選ばれる1種以上の炭化物を硬質強化相とし、Ni,Cr,CoおよびFeのうちから選ばれる1種以上の金属またはこれらの合金を結合相とする炭化物サーメット粉末である。又、サーメット粉末は、ダイヤモンド、TiN、AlN、HfB↓2、ZrB↓2、TaB↓2およびTiB↓2などの非炭化物系セラミックスから選ばれる1種以上の化合物を硬質強化相とし、Ni,Cr,Co,Ti,AlおよびFeのうちから選ばれる1種以上の金属またはこれらの合金を結合相とする非炭化物サーメット粉末である。又、基材温度を1×10↑2〜5×10↑2℃に保持する。又、基材が、金属および合金、サーメット、セラミックス、プラスチックス、の中の少なくとも1種からなり、サーメット皮膜が20μm以上2mm以下の範囲で被覆されてなる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT