陰イオン交換性を有するポリアミノアルキルシロキサン複合体

開放特許情報番号
L2009002199
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2009/3/27

基本情報

出願番号 特願2008-179799
出願日 2008/7/10
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-248257
公開日 2008/10/16
発明の名称 陰イオン交換性を有するポリアミノアルキルシロキサン複合体
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 陰イオン交換性を有するポリアミノアルキルシロキサン複合体、陰イオン交換剤、機能性層状化合物、イオン性ナノシート、セメント・インク・化粧品等のチクソトロピー付与剤
目的 近年、無機と有機成分からなる複合体が注目され、高純度なアルコキシシランを出発原料として合成され、実用化を目指し研究されている。しかし、形成する化合物の次元を制御することは困難である。陰イオン性有機物とのイオン交換により、ソフト化学的に層状複合体の新材料を合成出来れば、分散操作や分散性が飛躍的に向上すると期待できるが、従来、このように材料設計された無機/有機ポリマー複合体は開発されていない。このような実情に鑑み、陰イオン対をもったロッド状のポリアミノアルキルシロキサン複合体という全く新たな物質を提供する。
効果 従来知られていなかった陰イオン交換性のポリシロキサン複合体の合成に成功したものであり、加えて、陰イオン交換性を始めとし、異方性、水溶性等の特異な性質を有し、あるいは発現することから、今後各種分野に大いに利用されることが期待される。例えば、選択的分離剤としての利用が、或いは新規な機能を有してなる新規物質開発・促進が、また、ロッド状高分子のような異方性を有するものは、チクソトロピー性が現れ、セメント、インク、化粧品等への利用が期待できる。
技術概要
アンモニウム陽イオンとなるアミンを有する有機アルコキシシラン原料と塩素陰イオンとで対イオンを形成して、その組織化を利用しロッド状ミセルを構築した陰イオン交換性を有するポリアミノアルキルシロキサン複合体である。その繰り返し単位が、式(1);Z・R↓2NH(CH↓2)↓nSiO↓1↓.↓5、式(2);〔Z・R↓2NH(CH↓2)↓nSiO↓1↓.↓5〕↓p〔CH↓3(CH↓2)↓jSiO↓1↓.↓5〕↓1↓-↓p、式(3);〔Z・R↓2NH(CH↓2)↓nSiO↓1↓.↓5〕↓p〔C↓jH↓2↓j↓+↓1OSiO↓1↓.↓5〕↓1↓-↓pで表される組成のロッド状ポリアミノアルキルシロキサン複合体があげられる。(式中、NHR↓2は、アンモニウム塩官能基を示し、Rは水素原子あるいは炭素数1または2のアルキル基を示し、1≦n≦6、0≦j≦4、0<p<1、Zは、塩素イオン、硝酸イオンなど陰イオンを表す)。ロッド状ポリマーが基板に対して平行に規則正しく配列した層状化合物に簡単に機能性分子を導入でき、新規な機能性層状化合物を提供できる。また、親油性を付与し、有機物に親和性のある物質となる。さらに、この層状化合物を用い、ナノシートを提供できる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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