二酸化炭素除去剤とその再生方法

開放特許情報番号
L2009002196
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2008-119573
出願日 2008/5/1
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-290072
公開日 2008/12/4
登録番号 特許第4873751号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 二酸化炭素除去剤とその再生方法
技術分野 無機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策
適用製品 二酸化炭素除去剤、二酸化炭素除去剤再生方法、易陰イオン交換性の層状複水酸化物、ハイドロタルサイト、有機無機ナノ複合体
目的 近年、層状複水酸化物の陰イオン交換性を利用して、二酸化炭素の捕捉に使用されており、また、層間に他の陰イオンを導入することが行われている。ハイドロタルサイトは、難イオン交換性の炭酸イオンを層間に含むことから、簡単な化学的手法によって、交換が容易な陰イオン(例えば、硝酸イオン、塩素イオンなど)を含む層状複水酸化物を、粒径や均一性に変化を及ぼすことなく合成する方法が求められている。この技術は、かかる要請に応えて、実用性に富んだ極めて簡便な化学的合成手法を提供する。
効果 炭酸イオンを層間に有するハイドロタルサイトに代表される層状複水酸化物の簡便な脱炭酸イオンを可能にし、そのプロセス自体産業上利用しうるものであり、加えて、得られる陰イオンを含む層状複水酸化物は、陰イオン交換が可能なため、他の陰イオンへの変換が可能であり、有機無機ナノ複合体を含む新化合物が合成でき、今後各種分野に大いに利用されることが期待される。
技術概要
この二酸化炭素除去剤は、二酸化炭素が水に溶解して生じる炭酸イオンを吸収することによって二酸化炭素を除去する二酸化炭素除去剤であって、一般式;MxN(OH)z(X)・nH↓2O(式中、xは、1.8≦x≦4.2の数値範囲を示す。zは、2(x+1)を示す。Mは、2価の金属イオン。Nは、3価の金属イオン。nは、環境の湿度により変化するが、ほぼ2。Xは陰イオン)で表される組成を有する陰イオン交換性層状複水酸化物からなる。式中の2価の金属イオンがマグネシウムイオン、3価の金属イオンがアルミニウムイオン、陰イオンが塩素イオンであることが好ましい。この二酸化炭素除去剤を再生する方法は、水中で二酸化炭素により生成した炭酸イオンを包接・吸収した二酸化炭素除去剤を、陰イオン(X)の塩を含む希酸水溶液と接触させ、二酸化炭素除去剤に取り込まれた炭酸イオンと陰イオン(X)とを陰イオン交換することにより再生する。ここで、陰イオン(X)の塩が塩素イオンの塩であり、希酸水溶液が0.00005から0.008規定の濃度の塩酸水溶液であることが好ましい。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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