FePtP3元合金

開放特許情報番号
L2009002195
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2008-100931
出願日 2008/4/9
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-231577
公開日 2008/10/2
登録番号 特許第5062754号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 FePtP3元合金
技術分野 金属材料、電気・電子、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策、鋳造・鍛造
適用製品 高保磁力を有するFePtP3元合金、生体材料、義歯用磁性アタッチメントの磁石構造体材料、電気モーター材料
目的 FePtP3元合金について、保磁力を向上させる手法として、L1↓0-FePt組織に、加工や熱処理により微細な双晶や逆位相界面を導入し、それをピンニングサイトとして保磁力を向上させる手法がとられてきた。また、最近、薄膜では、単磁区粒子を分散させて反磁区の核生成を抑制し、回転磁化により磁化反転を起こさせるようなナノ構造を作ることで大きな保磁力を実現している。従って、薄膜でなくてもこれ等と類似した構造が得られれば、20kOeを超える高保磁力が得られる可能性がある。このような実情を踏まえて、高保磁力を有するFePtP3元合金を提供する。
効果 高保磁力を有するFePtPバルク合金が得られた。FePtPバルク合金は、高保磁力とともに高耐食性をも有し、また、人体への害がほとんどないPを構成元素としていることから、FePtバルク合金と同様に、義歯用磁性アタッチメントの磁石構造体材料をはじめ、他の生体材料に適用可能である。また、過酷な条件で使用される電気モーターにも適用可能である。
技術概要
高保磁力を有するFePtP3元合金に関し、その合金組織がL1↓0-FePt相、Feが固溶していないP↓2Pt相およびリン化鉄相からなる3相組織である。Fe元素の分布が均一だと大きな保磁力は得られない。Fe元素が不均一に分布し、非磁性P↓2Pt相が形成されることが重要である。このFePtP3元合金において、その合金組織を形成する3つの相の粒径がそれぞれ100μm以下であることが好ましい。非磁性P↓2Pt相が形成されても組織が粗大化しては大きな保磁力は得られにくい。非磁性P↓2Pt相も含めた複相組織の粒径が100μm以下であることが大切である。高保磁力材料となる合金の組成範囲は、組成式が、組成図でFe↓1↓5Pt↓7↓0P↓1↓5、Fe↓1↓5Pt↓5↓0P↓3↓5、Fe↓5↓5Pt↓1↓0P↓3↓5およびFe↓7↓0Pt↓1↓5P↓1↓5を結ぶ四角形の組成範囲内にあり(図(a))、かつFe↓1↓0↓0↓-↓X↓-↓YPt↓xP↓y(15<X<70,15<Y<35)で示されている範囲には、合金組織にL1↓0-FePt相とFeが固溶していないP↓2Pt相が少なくとも形成されている。FePtP合金の3元共晶付近で融点が低下する。このため、液体急冷でリボン状試料の作製が可能となり、また、射出鍛造でもナノ結晶が分散した組織が得られる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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