透明材とその製造方法

開放特許情報番号
L2009002191
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2007-190063
出願日 2007/7/20
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2009-023262
公開日 2009/2/5
登録番号 特許第5187815号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 透明材とその製造方法
技術分野 無機材料、有機材料
機能 材料・素材の製造、表面処理
適用製品 透明基材と機能薄膜とを積層した透明材、ガラスやプラスチックス等の透明な基材上に光触媒機能や防滴機能など所望の機能を発現する機能薄膜が設けられている透明材、機能性窓ガラス
目的 ガラス等透明基材表面に、所望の機能を有するコーティング膜を形成して、光触媒機能や防滴機能などを付与する試みは広く実施され、一部実用にも供されている。この場合、コーティング膜の不均一性に起因する外観の問題や光の干渉による問題がある。コーティング膜は一般には100〜1000ナノメートルと極めて薄いため、その膜厚を厳密制御することは極めて難しいし、更なる薄膜化は、機能の発現が困難になるという問題がある。この技術は、基材とコーティング膜との間の屈折率の差そのものを解消することによって、これ等問題を解決する。
効果 コーティング膜を多孔質化し、その充填率を自在に調整することでコーティング膜の屈折率の値と透明基材の屈折率の値とを見かけ上一致させ、両者の界面における光の干渉を原理的に除去し、着色およびその不均一性が発生しないようにできる。このように簡単な手法でコーティング膜の屈折率制御が実現され、ガラス上のコーティング膜の着色現象他の問題を解消することが可能となった。
技術概要
ガラス、プラスチックス等の透明な基材上に、所望の機能を発現する機能薄膜を設けた透明材であって、この機能薄膜を多孔質化することにより機能薄膜の見かけの屈折率を基材の屈性率と実質同一とする。コーティング膜の屈折率は、それを構成する物質固有の値ではあるが、見かけの屈折率は材料の充填率すなわち空孔の多寡、あるいは大小などにより左右されることから、多孔質化することによりコーティング膜の屈折率の値と透明基材の屈折率の値とを見かけ上一致させ、両者の界面における光の干渉を原理的に除去でき、着色およびその不均一性を発生しないようにできる。機能薄膜としては、例えば二酸化チタンを主成分とするような、無機材料のナノ多孔体とすることができる。セラミックス等のコーティング膜を多孔質化する方法としては、薄膜の構成材料の元素を含む原料あるいはその溶液に、有機材料あるいはその溶液を補助剤として溶解/分散し、これを透明基材上へコーティングし、透明基材を熱処理する際に補助材が蒸気等となって失われることによりコーティング膜中に存在していた補助材の部分が空孔として残り、多孔質コーティングを形成するという方法があげられる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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