高連通性多孔体の製造方法

開放特許情報番号
L2009002189
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2007-187559
出願日 2007/7/18
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2009-024067
公開日 2009/2/5
登録番号 特許第5077935号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 高連通性多孔体の製造方法
技術分野 無機材料、有機材料、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 高連通性多孔体、フィルター基材用多孔体、医療用細胞・組織足場材料用多孔体、触媒・吸着材・吸音材・断熱材用多孔体
目的 フィルターの基材や細胞や組織を保持する為の多孔体として、気孔率に比して高い連通性を持つ多孔体が望まれている。そのためには、従来、気孔源の体積比を大きくする必要があり多孔体の強度が大幅に低下したり、適応できる材料に制限がありあらゆる材料への応用が難しかったり、焼成を併用する方法では焼成による多孔体の強度が大幅に低下したり気孔径や気孔率の制御が比較的難しいといった問題があった。このような実情に鑑み、気孔率が低いものでも確実に連通性を有し、かつ、その気孔形状が所期したもの通りに得られる多孔体の製造方法を提供する。
効果 この方法によると、低い気孔率の範囲から高い連通性を持った材料を得ることができる。フィルターの欠損部などの補修用材料として用いられ、また、生体適合性材料とすることで生体内で気孔が速やかに形成されるような材料を得ることができる。セラミックスの焼成と併用する場合、従来の方法では制御が難しかった、連通性、気孔径、気孔間径、気孔率の制御が簡便に行えるようになる。このようにして、必要とするすべての材料に応用が可能で、例えば、フィルター基材、医療用細胞/組織足場材料、触媒、吸着材、吸音材、断熱材等に用いられる。
技術概要
気孔率に比して高い連通性を有する多孔体の製造方法であって、非水溶性材料中に水溶性高分子繊維を混合した複合体を水あるいは水を含んだ溶媒に浸漬して、この複合体の水溶性高分子繊維のみを溶解して多孔質化する多孔体の製造方法である。非水溶性材料が生体適合性材料よりなるマトリクスに適応でき、セラミックスを含むマトリクスにも適応できる。このセラミックスを含むマトリクスから得られる高連通性多孔体を焼結することによりセラミックス多孔体とすることができ、生体適合性セラミックスとして用いることができる。水溶性高分子繊維としては、生体適合性の有無に関係なく、あらゆる水溶性高分子繊維を使用することが出来る。得られた多孔体を生体用に用いる場合は、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルキチン、カルボキシメチルキトサン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコールなど、生体適合性の高い水溶性高分子を使用することが好ましい。非水溶性生体適合性材料は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂を含むあらゆる樹脂が用いられる。溶媒は、水道水、純水、精製水、蒸留水、リン酸緩衝生理食塩水、生理食塩水、海水等のイオンを含んだ水溶液、体液などが用いられる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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