出願番号 |
特願2007-185169 |
出願日 |
2007/7/17 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2009-024030 |
公開日 |
2009/2/5 |
登録番号 |
特許第5187814号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
蛍光体と発光器具 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
表示装置、LED |
目的 |
この発明は、SrSi↓9Al↓1↓9O↓1N↓3↓1(ストロンチウム含有サイアロン)結晶、または、SrSi↓9Al↓1↓9O↓1N↓3↓1と同一の結晶構造を有する無機結晶を母体結晶とする蛍光体を提供する。 |
効果 |
この発明の方法によれば、発光中心となる金属イオンが固溶したSrSi↓9Al↓1↓9O↓1N↓3↓1と同一結晶構造を持つ無物質を主成分として含有していることにより、従来のサイアロンや酸窒化物蛍光体と比べて420nm〜500nmでの発光強度が高く、白色LEDの用途の緑、色、青色、緑色蛍光体として優れている。 |
技術概要
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従来の酸窒化物をホストとする蛍光体は、絶縁物質であり、電子線を照射しても、発光強度は低くFEDなどの電子線励起の画像表示装置で使用中に劣化して発光強度が低下する恐れがあった。この発明の蛍光体は、SrSi↓9Al↓1↓9O↓1N↓3↓1結晶、あるいは層状構造を持つSr含有サイアロン結晶を使用するものである。その製造方法は、窒化アルミニウム粉末、窒化ケイ素粉末、炭酸リチウム粉末、酸化セリウムを混合し、窒化ホウ素製ボートに入れ焼成する。この例では、各成分の混合比は、(Sr↓1↓−↓2↓yCe↓yLi↓y)Si↓1↓0↓−↓xAl↓1↓8↓+↓xN↓3↓2↓−↓xO↓xの混合組成比率に対してx=1、y=0.01として算出した条件で作成したものである。焼成炉の炉芯管にボートを設置し、窒素ガスの圧力を1mpaとし、1900℃で4時間保持する。この様にして得られた粉末に波長365nmの光を発するランプで照射した結果、紫から青色に発光することが確認された。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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