超分子組織体およびその製造方法

開放特許情報番号
L2009002177
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2007-148818
出願日 2007/6/5
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-303148
公開日 2008/12/18
登録番号 特許第5187812号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 超分子組織体およびその製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造、洗浄・除去
適用製品 超分子組織体、フラーレン誘導体、超撥水性を備えた高力学耐久材料および超撥水性を備えた光電子材料、防水性・防曇性・防湿性・防着氷雪性などが要求される各種部材
目的 フラーレン誘導体の応用が期待され、注目されている。これまでのフラーレン誘導体による構造体の情報は、ナノカーボンに起因した特性および応用の開示に過ぎず、さらなる特性の発現、その特性を利用した応用が望まれる。一方、ハスの葉は、超撥水性・自己洗浄能を有し、このような表面構造を人工的に作って、超撥水性表面を作成する試みもあるが、熱および応力に対する耐性および安定性が乏しいという問題がある。そこで、フラーレン誘導体を組織化した超分子組織体における特性の発現により、超撥水性を有する超分子組織体を提供する。
効果 この超分子組織体は、フラクタル構造を有し、超撥水性を示すことから、防水性、防曇性、防湿性、防着氷雪性などが要求される各種部材や製品に利用可能である。さらに、超撥水性を備えた高力学耐久材料、超撥水性を備えた光電子材料としても利用可能である。また、低摩擦、不濡れが要求されるMEMS/NEMS、マイクロ流路等へ適用することもできる。
技術概要
この超分子組織体は、二分子膜構造を有するフラーレン誘導体が組織化されたフラーレン構造体からなる。このフラーレン誘導体(式(1))は、フラーレン部位と、フラーレン部位に結合したベンゼン環と、ベンゼン環の3,4,5位夫々に結合した置換基R↓1、R↓2及びR↓3とを含み、置換基R↓1、R↓2の夫々は、少なくとも20個の炭素原子を含むアルキル鎖であり、置換基R↓3は、水素原子か、または少なくとも20個の炭素原子を含むアルキル鎖の何れかである。フラーレン部位に結合するフラーレンは、C60、C70、C76及びC84から選択され、置換基R↓1、R↓2及びR↓3の鎖はアルキル、アルコキシ、及びチオアルキルから選ばれる。この超分子組織体の製造方法は、式(1)で示されるフラーレン誘導体と、1,4−ジオキサンとを混合するステップと、この混合するステップによって得られた混合物を加熱するステップと、この混合物をエージングするステップと、エージングするステップによって生じた沈殿を含む溶液を塗布するステップとからなる。加熱するステップは、60℃〜70℃の温度範囲で、1〜2時間行い、エージングは室温で12時間〜24時間行う。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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