海綿状繊維立体構造体とその製造方法

開放特許情報番号
L2009002164
開放特許情報登録日
2009/3/27
最新更新日
2015/10/6

基本情報

出願番号 特願2007-103201
出願日 2007/4/10
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2008-261064
公開日 2008/10/30
登録番号 特許第5105352号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 海綿状繊維立体構造体とその製造方法
技術分野 繊維・紙、生活・文化
機能 材料・素材の製造、安全・福祉対策
適用製品 海綿状繊維立体構造体、ナノファイバーまたはマイクロファイバーの繊維集積体、高分子のエレクトロスピニング法、再生医工学用材料、細胞足場材料
目的 再生医工学分野や病院医療現場において、生体外及び生体内での組織再生を目的に、細胞や体液等を多量に保持し、内部への組織侵入性が高い立体構造の細胞足場材料が求められている。一方、エレクトロスピニング法によるナノファイバーは、細胞足場材料としての利用・応用が期待されるものの、エレクトロスピニング法による従来の繊維構造体の作製方法では嵩方向に目詰まりするため、構造体内部への組織侵入性が悪いという問題点がある。そこで、かかる問題点を解消し、再生医工学分野の材料として有用な新しい構造体と、その製造方法を提供する。
効果 この技術によると、嵩方向の目詰まりを防止し、三次元的に適度な隙間が空いた海綿状の立体構造体が提供され、かつ、これを簡便に作製することができる。この構造体内部には、細胞及び体液等を多量に浸潤させることが可能で、内部への組織侵入性が高い高分子繊維立体構造体の作製が実現し、再生医工学への利用のみならず、各種の産業分野への利用が期待できる。
技術概要
この海綿状繊維立体構造体は、高分子のナノファイバーまたはマイクロファイバーの繊維集積体であって、三次元の空孔を有する構造体である。この海綿状繊維立体構造体の製造方法は、エレクトロスピニング法によって、高分子ファイバーをプロセス中に可溶化しない溶媒であって低表面張力の溶媒の浴中で、集積形成させることによって、三次元の空孔を有する海綿状繊維立体構造体とする。ここで、高分子ファイバーをプロセス中に可溶化しない溶媒については、たとえば、高分子としてポリグリコール酸を用いる場合は、水、あるいはアルコール類などの有機溶媒が、また、コラーゲンを高分子とする場合は、アルコール類があげられる。また、この際の溶媒は、表面張力の低い、好ましくは0〜75mN/mのものが好ましい。浴中に、有機化合物、無機化合物および金属のうちの1種以上の溶質を溶解もしくは分散させることで、これら各種化合物をその構成の一部とする高分子ファイバーを製造することができる。このようにして、直径がナノスケール(<1000nm)のナノファイバーから直径がマイクロスケール(1μm〜100μm)のファイバーの集積体が形成され、その空孔率は90%以上のものも得られる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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