機能性蛋白質及びその製造方法

開放特許情報番号
L2009001870
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2009/6/26

基本情報

出願番号 特願平11-108087
出願日 1999/4/15
出願人 国立大学法人 鹿児島大学
公開番号 特開2000-297099
公開日 2000/10/24
登録番号 特許第4304267号
特許権者 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 機能性蛋白質及びその製造方法
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、食品・飲料の製造、安全・福祉対策
適用製品 機能性蛋白質、HS−オボアルブミン(熱安定型オボアルブミン)、HS−オボアルブミンを含有する医薬品・食品・化粧品・口腔用組成物
目的 ニワトリ卵白蛋白質の54%は、分子量約4万5千の糖蛋白質であるオボアルブミンで、プロテアーゼインヒビター活性を示さないことから、アミノ酸供給源以外の機能は不明である。80℃でも凝固しないオボアルブミン(S−オボアルブミン)を得ることもできるが、機能性が不十分であり、有効な効果を見出し得ていなかった。この技術は、卵白に含有される蛋白質から、食品加工分野のみならず、化粧品、医薬品等の分野にも使用しうる、新規な特性を有する機能性蛋白質を提供する。
効果 胚発生中の鶏卵より得られるオボアルブミンは熱安定型(HS−オボアルブミン)として存在することを確認し、チロシナーゼ活性阻害剤としてHS−オボアルブミンを含有する化粧品、セリンプロテアーゼの作用に関連した疾患の治療及び予防剤、胃腸の粘膜保護剤、腫瘍の治療剤等の製剤組成物、或いは口腔用組成物の分野に使用しうる、新規な特性を有する機能性蛋白質を得ることに成功した。
技術概要
胚発生中の鶏卵のみに含有され、分子量が43,000〜47,000であって、80℃以上で30分間以上加熱しても熱変成しないHS−オボアルブミンに関する。このHS−オボアルブミンの含有物は、胚発生中の卵白を中性緩衝液及び硫酸アンモニウムを用いて、グロブリン画分を除去した後、硫酸アンモニウムを更に加えて沈殿物を生成し、回収することにより製造することができる。また、得られた沈殿物に、水透析及び遠心分離を行って硫酸アンモニウム及び不純物を除去する工程と、硫酸アンモニウムを更に加えて沈殿物を再度生成して回収する工程により純度を高めることができる。また、沈殿物の回収後の上澄液に対し、硫酸アンモニウムの添加及び酸性の水溶液のpH調整によって、沈殿物を生成して回収することができる。新鮮な無精卵より精製したオボアルブミン(N−オボアルブミン)は80℃で変性凝固するが、このN−オボアルブミン水溶液にHS−オボアルブミンを加えてインキュベートすることにより、N−オボアルブミンをHS−オボアルブミンに転換させることができる。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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