出願番号 |
特願2007-192499 |
出願日 |
2007/7/24 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2009-027938 |
公開日 |
2009/2/12 |
登録番号 |
特許第5273503号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
イネ種子リポキシゲナーゼ3変異型遺伝子、並びにリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネの選抜方法及び育種方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造、検査・検出 |
適用製品 |
イネ種子のリポキシゲナーゼ3変異型遺伝子、イネ種子のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネの選抜方法、イネ種子中のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネの育種方法、イネ種子中のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネ |
目的 |
イネ種子中のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネを当代検定で簡易に選抜することにより、米の劣化が起こりにくく貯蔵性が向上した米を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、脂質の酸化・分解が抑制され貯蔵性が向上した米を得ることができる。また、米の劣化が起こりにくく米の貯蔵性に優れたイネの選抜及び育種を簡易、かつ迅速に行うことができ、脂質の分解機構の解明にも貢献できる。さらに、得られた米はその貯蔵において省エネルギー化及び低コスト化を図ることができ、米を利用した高付加価値製品の開発に利用できる。 |
技術概要 |
特定な配列の塩基配列からなるイネ種子リポキシゲナーゼ3変異型遺伝子、および特定な配列の塩基配列からなるイネ種子リポキシゲナーゼ3遺伝子の5´側から第1497番目の塩基がアデニンに変異しているイネをイネ種子のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネであると判定する選抜方法である。また、イネ種子中のリポキシゲナーゼ3を欠失させたいイネ品種又は系統のイネ個体とイネ種子リポキシゲナーゼ3変異型遺伝子を保有するイネ個体とを交配して雑種第一代を得る交配ステップと、雑種第一代にイネ品種、又は系統のイネ個体を戻し交配して得た後代個体の中からイネ種子リポキシゲナーゼ3変異型遺伝子をホモで保有する個体を選抜する選抜ステップとを備える育種方法、さらに、育種方法により選抜されたイネ種子中のリポキシゲナーゼ3が欠失しているイネである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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