熱重合性組成物及びその用途

開放特許情報番号
L2009001776
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2009/3/14

基本情報

出願番号 特願平10-263203
出願日 1998/9/17
出願人 昭和電工株式会社
公開番号 特開2000-086711
公開日 2000/3/28
登録番号 特許第4014737号
特許権者 昭和電工株式会社
発明の名称 熱重合性組成物及びその用途
技術分野 化学・薬品、電気・電子
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造
適用製品 熱重合性組成物
目的 熱重合開始能が高い重合開始剤及び硬化性の良好な重合性化合物を組み合わせて、室温及び低温でのイオン伝導性に優れ、かつ十分な強度を有する高分子固体電解質用の熱重合性組成物の可使時間を特定の重合抑制剤を用いて長くすることにより、硬化性が良好で保存安定性に優れた、実用性のある熱重合性組成物を提供する。また、熱重合性組成物から得られる架橋及び/または側鎖基を有する高分子及び電解質を含む高イオン伝導性で、安定性の良好な高分子固体電解質を提供する。
効果 電池や電気二重層コンデンサの安定性に悪影響を及ぼさない硬化性、保存安定性の優れた熱重合性組成物である。また、保存安定性に優れた熱重合性組成物から容易に得られる架橋及び/または側鎖基を有する高分子及び電解質を含む高イオン伝導性で残存二重結合や残存副生成物が少ない安定性の良好な高分子固体電解質である。
技術概要
重合することにより架橋及び/または側鎖形構造を有する高分子となる重合性官能基を有する少なくとも一種の熱重合性化合物、少なくとも一種の電解質塩、少なくとも一種の重合開始剤、及び式I(図1)[式中、Aは直鎖状、分岐状、または環状のアルキレン基を表わし、Phは置換基を有してもよいフェニル基を表わし、aは0または1である。2個のPhは同一でも異なってもよい。]で示される構造を有する重合抑制剤を含む熱重合性組成物である。また、重合開始剤が式II(図2)[式中、Xは直鎖状、分岐状または環状の、置換基を有してもよいアルキル基またはアルコキシ基を表わし、Yは直鎖状、分岐状または環状の、置換基を有してもよいアルキル基を表わし、m及びnはそれぞれ0または1であるが、(m、n)=(0、1)の組み合わせは除く。]で示される有機過酸化物である熱重合性組成物である。この熱重合性組成物を熱重合することによって得られる高分子固体電解質である。図1は薄型固体電池の模式的断面図である。図2は固体電気二重層コンデンサを示す模式的断面図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この高分子固体電解質を用いることにより薄膜化が容易であり、さらに正極、負極及び/またはセパレータの各要素と簡便に複合化でき、高容量及び高電流で作動でき、高寿命で信頼性に優れる。
改善効果2 また、この電池は、全固体型として高容量及び高電流で作動でき、あるいはサイクル性が良好で、安全性と信頼性に優れた電池であり、ポータブル機器用主電源、バックアップ電源をはじめとする電気製品用電源、電気自動車用、ロードレベリング用大型電源として使用可能である。また、薄膜化が容易にできるので、身分証明書用カード等のペーパー電池としても使用できる。
改善効果3 この電気二重層コンデンサは、従来の全固体型コンデンサと比較して、高電圧、高容量、高電流で作動でき、あるいはサイクル性が良好で、安全性、信頼性に優れた全固体電気二重層コンデンサである。このため、バックアップ電源だけでなく、小型電池との併用で、各種電気製品用電源として使用可能である。また、薄膜化等の加工性に優れており、従来の固体型電気二重層コンデンサ以外の用途にも利用できる。

登録者情報

登録者名称 昭和電工株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2018 INPIT