重合性化合物、それを用いた高分子固体電解質及びその用途

開放特許情報番号
L2009001764
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2009/3/14

基本情報

出願番号 特願平10-119246
出願日 1998/4/28
出願人 昭和電工株式会社
公開番号 特開平11-149824
公開日 1999/6/2
登録番号 特許第3984359号
特許権者 昭和電工株式会社
発明の名称 重合性化合物、それを用いた高分子固体電解質及びその用途
技術分野 化学・薬品、電気・電子
機能 材料・素材の製造、機械・部品の製造
適用製品 重合性化合物、それを用いた高分子固体電解質
目的 数十μm程度の薄膜とした場合にも強度が良好で、室温、低温でのイオン伝導度が高く、加工性、高温特性、大電流特性に優れた、各種電気化学素子に有用な高分子固体電解質及びその製造方法を提供する。また、高分子固体電解質を使用することにより、薄膜化が容易であり、高容量、大電流で作動でき、加工性、信頼性に優れた一次電池及び二次電池及びその製造方法を提供する。さらに、出力電圧が高く、取り出し電流が大きく、加工性、信頼性に優れた電気二重層コンデンサ及びその製造方法を提供する。
効果 この高分子固体電解質は、膜強度が良好で、低温から高温までのイオン伝導度が高く、加工性に優れ、さらに従来のオリゴオキシアルキレン系架橋及び/または側鎖基を有する高分子固体電解質に比較して大電流特性、高温耐久性に優れている。この高分子固体電解質を用いた電池及び電気二重層コンデンサはイオン伝導性物質が固体であるため液漏れの危険はなく長期間安定して使用でき、また、この固体電解質を用いることにより薄型の電池やコンデンサを製造することができる。
技術概要
式I(図1)[式中、R↑1は炭素数が1〜10の鎖状、分岐状及び/または環状の、ヘテロ原子を含んでいてもよい2価の基を表わし、mは1または2であり、nは2〜1000の整数である。但し、同一分子中に複数存在するR↑1、m及びnは、それぞれ同一でもよいし異なってもよい。]で示されるポリまたはオリゴカーボネート基と、式II(図2)[式中、R↑2は、水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を表わし、R↑3は炭素数1〜10の鎖状、分岐状及び/または環状の、ヘテロ原子を含んでいてもよい2価の基を表わし、xは0または1〜10の整数である。但し、同一分子中に複数存在するR↑2、R↑3及びxは、それぞれ同一でもよいし異なってもよい。]で示される重合性官能基とを有する少なくとも一種の熱及び/または活性光線重合性化合物の重合体及び少なくとも一種の電解質塩を含む高分子固体電解質である。また、この高分子固体電解質を用いる電池である。また、イオン伝導性物質が、高分子固体電解質である電気二重層コンデンサである。図3は薄型電池の概略断面図、図4は電気二重層コンデンサの概略断面図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 この高分子固体電解質を使用することにより、薄膜化が容易であり、高容量で作動でき、長寿命で、大電流特性、高温耐久性、信頼性、安定性、加工性に優れた二次電池が得られる。この二次電池は、全固体型としては高容量、高電流で作動でき、あるいはサイクル性が良好で、安全性、信頼性に優れた電池であり、ポータブル機器用主電源、バックアップ電源をはじめとする電気製品用電源、電気自動車用、ロードレベリング用大型電源として使用可能である。薄膜化が容易に行なえるため、身分証明書用カード等のペーパー電池としても使用できる。
改善効果2 さらに、この高分子固体電解質を用いることによって、出力電圧が高く、取り出し電流が大きく、長寿命で、高温耐久性、加工性、信頼性、安定性に優れた電気二重層コンデンサが得られる。
改善効果3 この電気二重層コンデンサは、従来のコンデンサと比較しても、高電圧、高容量、高電流で作動でき、あるいはサイクル性が良好で、安全性、信頼性に優れており、このためバックアップ電源だけでなく、小型電池との併用で、各種電気製品用電源として使用可能である。また、薄膜化等の加工性に優れているため、従来の電気二重層コンデンサの用途以外の用途も期待できる。

登録者情報

登録者名称 昭和電工株式会社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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