出願番号 |
特願2006-290467 |
出願日 |
2006/10/25 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2008-106004 |
公開日 |
2008/5/8 |
登録番号 |
特許第5417597号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
ベンゼン誘導体の製造方法及びそれに有用なシクロヘキセン誘導体の製造方法 |
技術分野 |
有機材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、医薬品等の複雑な骨格を有する化合物の製造中間体等として広い分野で利用される。 |
目的 |
様々な置換様式をもつベンゼン誘導体を効率的、かつ、簡便に製造する方法、更には、これに用いられるシクロヘキセン誘導体を製造する方法を提供する。 |
効果 |
ルテニウム触媒又はモリブデン触媒の存在下で、ジエンに対し、閉環オレフィンメタセシス、脱離、酸化反応を行なうことによって、シクロヘキセン誘導体、ベンゼン誘導体が製造できる。 |
技術概要
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式(1)[R↑1〜R↑1↑0は水素、(置換)C↓1↓〜↓2↓0炭化水素基、(置換)C↓6↓〜↓2↓0アリールオキシ基等;L↑1、L↑2は(置換)C↓1↓〜↓2↓0アルコキシ基、(置換)C↓6↓〜↓2↓0アリールオキシ基等]で表されるジエンを、ルテニウムもしくはモリブデン触媒の存在下で反応させて、式(2)で表されるシクロヘキセン誘導体を製造する。尚、得られたシクロヘキセン誘導体を、酸又は塩基存在下で反応させて、式(3−1)で表されるベンゼン誘導体を製造し、また、シクロヘキセン誘導体を酸化させて、式(3−2)[X↑1は酸素原子、硫黄原子等]で表されるシクロヘキセン誘導体を製造し、シクロヘキセン誘導体を、酸又は塩基存在下で反応させて、式(3−3)で表されるベンゼン誘導体を製造する。更に、シクロヘキセン誘導体を、酸化させて、式(3−4)[X↑2は酸素原子、硫黄原子等]で表されるベンゼン誘導体を製造する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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