フラーレンナノウィスカーの製造方法とフラーレンナノウィスカー集合体

開放特許情報番号
L2009001674
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2011/7/29

基本情報

出願番号 特願2006-284835
出願日 2006/10/19
出願人 国立大学法人 千葉大学
公開番号 特開2008-100874
公開日 2008/5/1
登録番号 特許第4769945号
特許権者 国立大学法人 千葉大学
発明の名称 フラーレンナノウィスカーの製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 フラーレンナノウィスカー集合体
目的 フラーレンナノウィスカーを、従来より、大幅に、短時間での連続製造し、また従来困難であった、均一性、フラーレンナノウィスカーの本数、長さの制御を提供する。
効果 均一性の高いフラーレンナノウィスカーを、短時間で連続的に製造する技術を提供できる。
技術概要
炭素フラーレン類を飽和に溶解した第1溶媒を含む溶液と、第1溶媒よりフラーレンの溶解度が低い第2溶媒で、2以上の界面を作り、夫々の界面において2層分離状態を形成してフラーレンナノウィスカーを析出する。さらに、炭素フラーレン類を飽和に溶解した第1溶媒を含む溶液と、第1溶媒よりフラーレンの溶解度が低い第2溶媒との界面を、第1溶媒を含む溶液の両端において形成する。図に示すように、ガラス中空管の、内径1mm程度のガラス製ピペット1を用い、イソプロピルアルコール(IPA)2を、10mm程度を採取する。続けてフラーレンを飽和に溶解させたm−キシレン3を5mm程度、スポイトを操作して採取する。この時点でIPAとフラーレンを飽和に溶解させたm−キシレン溶液の界面において、フラーレンナノウィスカーが析出し始める。続けてIPA2を10mm程度採取する。これにより、両端にイIPAを配置したフラーレンを飽和に溶解させたm−キシレンの層が形成される。これによりm−キシレンの層の両端からのフラーレンナノウィスカーの析出が始まる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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