出願番号 |
特願2006-223182 |
出願日 |
2006/8/18 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2008-044081 |
公開日 |
2008/2/28 |
登録番号 |
特許第5028612号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
ビオロゲンナノ・マイクロワイヤーの製造方法及びビオロゲンナノ・マイクロワイヤー |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ビオロゲンナノ・マイクロワイヤー |
目的 |
新規なビオロゲン化合物、及び、その新規なビオロゲン化合物であるビオロゲンナノ・マイクロワイヤーを製造する方法を提供する。 |
効果 |
これまで作製例のなかったビオロゲンナノ・マイクロワイヤーを製造することができる。なお、このビオロゲンナノ・マイクロワイヤーは、今まで報告された例はなく、ナノ・マイクロサイズの電子移動化学反応システムの開発や新しい超高精細ディスプレイの開発の端緒になると期待される。 |
技術概要
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ビオロゲン膜を形成し、ビオロゲン膜に対して負の電位を印加するビオロゲンナノ・マイクロワイヤーの製造方法である。負の電位は、電位掃引処理又は定電位印加処理により行う。負の電位は、ビオロゲンが一電子還元される電位以下である。印加される負の電位は、−1.50V以上0V未満の範囲内である。ビオロゲン膜の形成は、ミセル電解法、真空蒸着法又はマイナスイオン部位を含むナフィオンとビオロゲンとを複合化し製膜する方法のいずれかにより行う。好ましくは、ミセル電解法により行う。ミセル電解法は、水に不溶性の物質を界面活性剤及び支持電解質を含む溶液に分散し、しかる後に界面活性剤を電極酸化することにより、電極基板上に水不溶性物質の膜を形成する手法である。電位掃引処理は、Ag/AgCl参照電極を用いた場合、参照電極に対し、電解電位−1.50V以上0V未満の範囲内で行う。ビオロゲンは、4,4’−ビピリジル塩の総称である。ビオロゲンを式に示す。式中、R↓1〜R↓1↓0は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子又は置換基を表す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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