出願番号 |
特願2006-258159 |
出願日 |
2006/9/25 |
出願人 |
国立大学法人富山大学 |
公開番号 |
特開2008-073001 |
公開日 |
2008/4/3 |
登録番号 |
特許第5028613号 |
特許権者 |
国立大学法人富山大学 |
発明の名称 |
アロディニアの惹起方法および評価方法 |
技術分野 |
食品・バイオ、生活・文化 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
帯状疱疹、ヒトの小児期に感染した水痘・帯状疱疹ウイルス |
目的 |
臨床により即した帯状疱疹関連疼痛を動物で再現する方法を確立し、帯状疱疹関連疼痛の予防・治療に用いられる化合物をスクリーニングする方法の確立。 |
効果 |
これまでは帯状疱疹部でのアロディニアを動物で評価する方法はなかったが、本技術により、ヒト帯状疱疹痛、帯状疱疹後神経痛に対する有効な医薬品の開発が可能となる。 |
技術概要 |
この技術では、げっ歯類の後肢足蹠を含む皮膚節の中央部にヘルペスウイルスを感染させて皮疹を生じさせる工程と、後肢足蹠に生じた皮疹を絵画用筆で撫でる工程からなる帯状疱疹関連痛を惹起させる方法を提供する。また、後肢足蹠を含む皮膚節の中央部にヘルペスウイルスを感染させて皮疹を生じさせる工程と、後肢足蹠に生じた皮疹を絵画用筆で撫でる工程により帯状疱疹関連痛が惹起されたげっ歯類を用いることを特徴とする帯状疱疹関連痛の治療薬または予防薬の評価方法を提供する。尚、ウイルスの感染により、後肢足蹠に皮疹が生じる。皮疹は、通常、ウイルス感染後5日〜7日程度で生じる。又、後肢足蹠に生じた帯状疱疹部位を絵画用筆で撫でる刺激により動的アロディニアが顕著に発現する。ここで、本技術の方法を用いて帯状疱疹関連痛に対する化合物(合成物、天然物またはその抽出物等)の鎮痛効果の測定および帯状疱疹関連痛を予防または治療するための医薬品の評価を行うことができる。具体的には、化合物を経口、皮下、静脈内、局所などに投与あるいは塗布した後、げっ歯類において痛み反応に対する化合物の影響を判定する。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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