腫瘍マーカー

開放特許情報番号
L2009001588
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2020/8/18

基本情報

出願番号 特願2006-218276
出願日 2006/8/10
出願人 国立大学法人富山大学
公開番号 特開2008-035836
公開日 2008/2/21
登録番号 特許第5145549号
特許権者 国立大学法人富山大学
発明の名称 腫瘍マーカー
技術分野 有機材料、生活・文化
機能 検査・検出
適用製品 ケモカインCXCL16、腫瘍の検査または診断方法
目的 新規な腫瘍マーカー、特にがんマーカーの提供、及び、新規な腫瘍マーカーを用いた制がん剤のスクリーニング方法の提供。
効果 本技術によれば、CXCL16は、大腸がんをはじめ、ヒト肺がん、乳がん等に高発現し、また、体液中で測定されることから、その発現量を指標とすることで、がんの発症の有無、進行の程度または予後の状況を判定するための新規なマーカーとして使用できる。
技術概要
 
この技術では、大腸がん組織標本におけるCXCL16発現と予後に対する検討を行い、CXCL16が腫瘍マーカー、特にがんマーカーとして有用であることを見出した。抗CXCL16抗体は、CXCL16の検出・測定に使用可能な限りにおいて、特にその構造・種類等は限定されるものではない。抗CXCL16抗体は、CXCL16の精製タンパク質、その組換えタンパク質(融合タンパク質等)、またはそのフラグメント(合成ペプチド等)などを免疫原(抗原)として用いることにより、ポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体として得ることができる。ポリクローナル抗体を作製する場合は、例えば、抗原で動物を免疫した後、その動物の血液から血清を得て、抗体価検定を行い、最終的に抗血清からポリクローナル抗体を調製または精製すればよい。免疫に使用する動物としては、ウサギ、マウス、ラット等が例示される。
リサーチツールの分類 生体関連物質、方法・プロセス
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 本発明は、(1)血清診断による腫瘍の検出確率の向上、(2)手術後の再発・転移の追跡確認、(3)制がん剤の開発などに利用することができ、産業上の有用性を有するものである。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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