GM3類似体

開放特許情報番号
L2009001585
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2012/8/20

基本情報

出願番号 特願2006-186874
出願日 2006/7/6
出願人 国立大学法人 東京大学
公開番号 特開2008-013497
公開日 2008/1/24
登録番号 特許第5034039号
特許権者 国立大学法人 東京大学
発明の名称 GM3類似体
技術分野 生活・文化、化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 GM3類似体
目的 上皮細胞成長因子レセプター(EGFR)のリン酸化を阻害する活性を有し、抗癌剤として有用なGM3類似体及びリゾGM3類似体を提供する。
効果 GM3類似体及びリゾGM3類似体は、天然物と比較してより強いEGFRのリン酸化阻害作用を有し、その結果、癌細胞の増殖を抑制することができる。
技術概要
式(図1)で示される化合物である。また、この化合物を有効成分として含む医薬品である。EGFRを高発現している細胞にこの化合物を種々の濃度で添加したところ、本発明の化合物に高いチロシンキナーゼ活性阻害能があることが見出された。したがって、この化合物は、EGFRに対するチロシンキナーゼの有効な阻害剤であり、EGFRのリン酸化に関連する疾病、たとえば、悪性腫瘍に対する処置のための医薬品として有用である。この医薬品は、経口的または非経口的に投与することができ、剤形としては、錠剤、顆粒剤、カプセル剤、シロップ剤、散剤、パップ剤、坐剤、注射剤の形であることができる。この医薬品は、その高い薬理活性からきわめて少量の投与量で効果を発揮することができ、投与方法によってもその投与量は変動しうるが、たとえば経口投与の場合、通常0.01〜1000mg、非経口投与の場合通常0.001〜100mgの投与量を1〜3回に分けて投与することができる。図2はGM3およびGM3類似体のEGFRリン酸化阻害;横軸の単位はμM、縦軸はコントロールを1とした時の相対値である。
リサーチツールの分類 その他
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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