出願番号 |
特願2007-517854 |
出願日 |
2006/5/24 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
WO2006/126574 |
公開日 |
2006/11/30 |
登録番号 |
特許第5092124号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
ES細胞の分化誘導方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
中胚葉由来の細胞株、支持細胞、ES細胞を内胚葉へと分化誘導する方法 |
目的 |
大量のES細胞でも内胚葉系へと分化誘導することを可能とするような新規なES細胞の分化誘導方法の提供。 |
効果 |
ES細胞から膵幹細胞などの内胚葉系細胞を効率よく分化誘導することができる。また、未知の物質の膵への分化誘導効果を感度良く測定することができることから、分化誘導物質のスクリーニング方法として応用できる。分化したES細胞由来の膵幹細胞又は肝幹細胞などを純化し、それを試験管内で維持培養することができる。また、複数種類のES細胞株に応用できる。また発生が同じ内胚葉起源の細胞にも応用できる。 |
技術概要
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この技術では、何れかの種類の細胞が内胚葉細胞の増殖を促して前後軸上での特定の細胞への分化へと導いており、それらの細胞は膵原基あるいは膵間葉からのシグナルを代替すると推測した。そこで、この技術は、このような誘導源を発見する目的で、株化培養細胞のスクリーニングを行い、中胚葉由来の細胞株がES細胞の内胚葉への分化を誘導する強い活性を示すとともに、膵または肝の発生を促進することを見出した。この技術は、これらの知見に基づいて完成したものである。即ち、支持細胞の存在下で哺乳動物由来のES細胞を培養することを含む、ES細胞から内胚葉系細胞へと分化誘導する方法が提供される。支持細胞は、中胚葉に由来する細胞である。支持細胞はM15細胞、MEF細胞又はST2細胞である。ES細胞から、未分化な内胚葉の前駆細胞、内胚葉由来器官の未熟な細胞、または内胚葉由来器官の成熟細胞の何れかへと分化誘導する。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】交渉による |
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