| 出願番号 |
特願2007-504844 |
| 出願日 |
2006/2/24 |
| 出願人 |
国立大学法人名古屋大学 |
| 公開番号 |
WO2006/090910 |
| 公開日 |
2006/8/31 |
| 登録番号 |
特許第5092122号 |
| 特許権者 |
国立大学法人東海国立大学機構 |
| 発明の名称 |
新規ステロイド配糖体、NGF関連活性物質、その製造方法及び探索方法、並びに脳機能障害予防薬 |
| 技術分野 |
有機材料、生活・文化 |
| 機能 |
安全・福祉対策 |
| 適用製品 |
ステロイド配糖体、NGF関連活性物質、オニヒトデ |
| 目的 |
オニヒトデの研究を通じて明らかになった新規ステロイド配糖体及び新規ステロイド配糖体の研究により明らかになった有効利用法の提供。 |
| 効果 |
本技術のNGF関連活性物質は従来にない高い活性を有するものである。そして、駆除が求められているオニヒトデなどから容易に分離することができるので、入手性に優れる以上に、オニヒトデ駆除に対する動機付けともなりうるものである。 |
技術概要
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本技術の新規ステロイド配糖体は、一般式(1)に示す構造を有する化合物である。(式(1)中、XはX↑1又はX↑2;YはXがX↑1のときY↑1及びY↑3の一方、XがX↑2のときY↑1〜Y↑3のうちのいずれか1つである。なお、X↑(1〜2)及びY↑(1〜3)は*の部分にて結合する置換基である。)また、本技術のその他の新規ステロイド配糖体は、一般式(1’)で表されるステロイド配糖体である。(式(1’)中、YはY↑(4〜7)のうちのいずれか1つである。RはYがY↑4の場合は水素、Y↑(5〜7)の場合はメチル基である。なお、Y↑(4〜7)は*の部分にて結合する置換基である。)これら化合物は、従来、オニヒトデからは単離されていない化合物であり、ステロイド骨格の一端又は両端に1つの単糖が結合した構造を有している。一般的にヒトデが含有するステロイド配糖体は強い毒性を有することが知られているが、これら化合物は毒性が表れる濃度以下で強いNGF様活性及び/又はNGF増強活性を示すものである。従って、一般的(1)、(1’)で表されるステロイド配糖体はNGF関連活性物質として提供することができる。 |
| リサーチツールの分類 |
生体関連物質、方法・プロセス |
| 有体物情報 |
オニヒトデ(学名:Acanthaster planci)からの天然成分(acanthasteroside化合物17種類) |
| イメージ図 |
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| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
| 実施権条件 |
交渉による |
| 対価条件(一時金) |
【要】交渉による |
| 対価条件(ランニング) |
【要】交渉による |
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