出願番号 |
特願2006-016079 |
出願日 |
2006/1/25 |
出願人 |
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 |
公開番号 |
特開2007-195429 |
公開日 |
2007/8/9 |
登録番号 |
特許第4820995号 |
特許権者 |
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 |
発明の名称 |
セントロメア局在タンパク遺伝子のノックアウト細胞 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
配列番号1又は2のアミノ酸配列、CENP−O、CENP−P |
目的 |
セントロメアに局在し、CENP−H及びCENP−Iに結合して染色体分配を制御しており、制がん薬剤のターゲットとして有用な新規タンパク質を見出し、そのタンパク質遺伝子のノックアウト細胞の提供。 |
効果 |
CENP−O及びCENP−Pは、セントロメアを構成するタンパク質であるCENP−H及びCENP−Iに結合し、かつセントロメアへ局在する性質を有することから、染色体の分配に深く関与しているタンパク質である。そして、このノックアウト細胞は、細胞増殖が遅くなっており、細胞のがん化のメカニズム解明や染色体分配機能解明に有用なモデル細胞である。 |
技術概要 |
この技術は、がん細胞の増殖制御を目指してセントロメアを構成するタンパク質について研究を行い、特にCENP−H及びCENP−Iに注目し、これに結合するタンパク質を探索してきた。その結果、今般、CENP−H及びCENP−Iに結合し、セントロメアへ局在し染色体分配を制御する機能を有する5種のタンパク質を見出した。そして、さらに研究してきたところ、そのうちの2種のタンパク質遺伝子をノックアウトした細胞の取得に成功し、それらの細胞が増殖はするが、その増殖時間が遅くなっており、染色体分配の機能解明及びがん創薬の有用なモデル細胞になり得ることを見出し、完成するに至った。すなわち、配列番号1又は2のアミノ酸配列からなるか、又は配列番号1又は2のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、セントロメアに局在し、かつCENP−H及びCENP−Iに結合性を有するタンパク質CENP−O又はCENP−Pをコードする遺伝子の機能を欠損させた細胞である。 |
リサーチツールの分類 |
その他 |
有体物情報 |
セントロメア、CENP |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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