出願番号 |
特願2005-261902 |
出願日 |
2005/9/9 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2007-068506 |
公開日 |
2007/3/22 |
登録番号 |
特許第4374438号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
rab8a遺伝子欠損マウス |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ヒトの栄養吸収障害性疾患のモデル、不活性型rab8a遺伝子、rab8aタンパク質の機能。 |
目的 |
栄養吸収障害性疾患の治療薬のスクリーニングや治療法の開発に用いることのできる、モデル動物の提供。 |
効果 |
このrab8a遺伝子欠損マウスでは、微絨毛の萎縮や栄養の吸収低下が生じることから、このマウスを用いることで、ヒトの栄養吸収低下をおこす疾患、例えば、微絨毛萎縮症、短腸症候群、ヒルシュスプルング病等の疾患のメカニズムの解明を行うことができる。またこのマウスに薬物等を投与することでこれらの疾患の治療のための薬物のスクリーニングを行うことが可能である。更には、腸管からウイルスベクターなどを用いてrab8aの遺伝子を導入し、遺伝子治療を行うことも可能である。 |
技術概要
 |
この技術は、染色体上のrab8a遺伝子を欠損させたマウスが小腸や空腸などにおいて微絨毛の萎縮を起こし、栄養吸収障害を呈することを見出し、完成するに至った。すなわち、(1)染色体上のrab8a遺伝子が不活性型rab8a遺伝子に置換されたことにより、rab8aタンパク質の機能が欠損した、rab8a遺伝子欠損マウスである。(2)不活性型rab8a遺伝子がエクソン2が欠損したrab8a遺伝子である、(1)のrab8a遺伝子欠損マウスである。(3)栄養吸収障害性疾患のモデルマウスである、(1)または(2)のrab8a遺伝子欠損マウスである。(4)(1)〜(3)のいずれかのマウス又は該マウスから得られる細胞に化合物を投与し、化合物の栄養吸収障害改善効果を評価する栄養吸収障害性疾患の治療薬のスクリーニング方法である。 |
リサーチツールの分類 |
動物 |
有体物情報 |
マウス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【不要】 |
対価条件(ランニング) |
【要】個別交渉による |
|