遺伝子導入非ヒト哺乳動物、およびこれを用いた環境中有害化学物質のモニタリング方法

開放特許情報番号
L2009001508
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2009/11/13

基本情報

出願番号 特願2007-523359
出願日 2006/5/19
出願人 国立大学法人山梨大学
公開番号 WO2007/004361
公開日 2007/1/11
発明の名称 遺伝子導入非ヒト哺乳動物、およびこれを用いた環境中有害化学物質のモニタリング方法
技術分野 食品・バイオ、生活・文化
機能 材料・素材の製造、検査・検出、環境・リサイクル対策
適用製品 遺伝子導入非ヒト哺乳動物、およびこれを用いた環境中有害化学物質のモニタリングシステム
目的 現実の環境の中で直接的に有害化学物質である、例えば内分泌撹乱物質や一部の発がん物質等を容易に検出でき、かつ複合的な環境中有害化学物質の影響を総合的かつ継続的に評価することを可能とする遺伝子導入非ヒト哺乳動物、およびこれを用いた環境有害化学物質のモニタリング方法等を提供する。
効果 現実の環境で直接的に環境中有害化学物質である、例えば内分泌撹乱物質や一部の発がん物質等を容易に検出できる。また、複合的な環境中有害化学物質の影響を統合的に評価することができる。
技術概要
有害化学物質を含む環境に置かれるとマーカータンパクを産生し、体液中に分泌する遺伝子導入非ヒト哺乳動物である。環境中有害化学物質としては、ダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素である。また、マーカータンパクは、分泌型アルカリホスファターゼであることは好ましい。分泌型アルカリホスファターゼをマーカータンパクとすることで、微量の体液(例えば、血液)の採取のみで評価が可能になり、臓器を摘出し組織を破砕・溶解してタンパクを抽出する必要がない。導入遺伝子は、ダイオキシン類高感受性遺伝子(MMTV−DRE)の下流に分泌型アルカリホスファターゼ(SEAP)遺伝子を結合させた遺伝子(MMTV−DRE−SEAP)であることは好ましい。また、非ヒト哺乳動物は、マウス又はラットであることは好ましい。また、環境中有害化学物質測定方法を時系列的に行い、評価環境中に含まれる環境中有害化学物質をモニタリングする環境中有害化学物質のモニタリング方法である。図1はダイオキシン類等応答性プラスミド(pDRE−SEAP)の構造図である。
リサーチツールの分類 動物、生体関連物質、方法・プロセス
有体物情報 遺伝子、マウス
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
対価条件(一時金) 【要】原則現時点では譲渡不可。問合せがあれば検討する。
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 個別交渉による。
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による。
対価条件(ランニング) 【要】個別交渉による。

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 ダイオキシン類をはじめとする芳香族炭化水素等の有害化学物質に反応し、芳香族炭化水素受容体(AhR)の活性化を介してSEAPを産生・分泌する遺伝子導入非ヒト哺乳動物を用いれば、煤煙が問題となる焼却場や工場近隣、排気ガスが問題となる幹線道路沿線等における特定の外気、あるいは喫煙室や喫煙車両等におけるタバコ煙が生物に与える影響について、継続的なモニタリングが可能である。
改善効果2 また、食品、飲料水を直接摂取・飲水させることによる有害物質のモニタリングや、環境サンプル、例えば河川水、土壌から抽出した有害化学物質の投与によるモニタリング、あるいはAhRを活性化する化学物質、例えば合成化合物、天然物抽出物質の探索と、その成果の予防医学への応用が可能である。
改善効果3 更に、AhRの活性化による有害作用を抑制する物質、例えば合成化合物、天然物抽出物質の探索と、その成果の治療医学への応用、及びタバコ各銘柄の健康への影響度を定量化するための新しいシステムと指標の開発を可能ならしめるものである。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【有】   
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