出願番号 |
特願2006-552842 |
出願日 |
2005/10/25 |
出願人 |
国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 |
WO2006/075429 |
公開日 |
2006/7/20 |
登録番号 |
特許第5337960号 |
特許権者 |
国立大学法人九州工業大学 |
発明の名称 |
ヒストン脱アセチル化酵素活性の測定方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
酵素活性検出用粒子を用いたシステム |
目的 |
検体溶液の蛍光波長の強度を測定することによって、酵素の有無の検出だけでなく検体溶液内の酵素の定量分析も精度良く行うことができ、生産性に優れた酵素活性検出用粒子を提供する。 |
効果 |
ペプチドの合成時に、合成したペプチドを切断、精製や、凍結乾燥等の煩雑な工程が不要で生産性に優れ、吸着水の影響を受け難く秤量誤差も生じ難いため取扱性に優れて、測定精度を高め定量性を高めることができる。 |
技術概要
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酵素活性検出用粒子1は、粒子2と、一端に粒子2が他端に第1蛍光基4が結合し検体溶液中の酵素5による切断部位を有する第1化合物3とを備える。粒子2は、ハロゲン化炭化水素類、エステル類等の溶媒に不溶性の合成樹脂(ポリスチレン等)製やガラス製等で略球状や多面体状等に形成させ、第1化合物3は、一端を粒子2に結合したアミノ酸、ペプチド等とし、Xは任意のアミノ酸残基とさせる。第1蛍光基4は、酵素5によって切断される前後で蛍光波長や蛍光強度に変化を生じる、4−メチルクマリル−7−アミドなどとし、第1蛍光基6は切断されて遊離し蛍光波長等の変化した蛍光基とさせる。酵素活性検出用粒子1は、ペプチド等の第1化合物3をC末端から伸長していく固相法等のペプチド合成法で合成する事が出来る。第1蛍光基4は特定波長領域において非蛍光物質であり、また粒子2の表面に高密度に存在しているときは濃度消光により蛍光強度が弱い。ここで、基質特異性を有するメタロプロテアーゼ等の酵素5を含む検体溶液と接触させ反応させると、遊離した第1蛍光基6は蛍光物質として粒子2から離れて濃度消光の効果が減少し、蛍光強度に変化を示し酵素活性を検出することができる。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
ご要望を聞き協議によりフレキシブルに対応します。 |
対価条件(一時金) |
【要】協議により決定します |
対価条件(ランニング) |
【要】協議により決定します |
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