新規タンパク質及びそれを利用したポリグルタミン病等の神経変性疾患の予防・治療薬

開放特許情報番号
L2009001505
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2012/12/20

基本情報

出願番号 特願2006-545101
出願日 2005/11/16
出願人 国立大学法人 東京医科歯科大学
公開番号 WO2006/054600
公開日 2006/5/26
登録番号 特許第5103615号
特許権者 国立大学法人 東京医科歯科大学
発明の名称 新規タンパク質及びそれを利用したポリグルタミン病等の神経変性疾患の予防・治療薬
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 筋萎縮性側索硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病、ポリグルタミン病、神経変性疾患、予防・治療薬
目的 転写機能障害と神経細胞死との関係を明らかにするとともに、得られる知見からポリグルタミン病等の神経変性疾患における予防・治療薬となり得る新規タンパク質の提供。
効果 極めて緩徐に進行する神経細胞死の新しい形態(オメガプロセス、OP)の存在が明らかになると共に、転写活性化ドメインが欠如したYAPの新規アイソフォームを見い出し、このアイソフォームがOPを抑制するのに重要な役割を果たすことが証明される。このYAPの新規アイソフォームは、神経細胞死を抑制するため、ポリグルタミン病等の神経変性疾患の予防・治療薬として利用することができる。
技術概要
 
この技術では、配列番号1〜配列番号3のいずれかで表されるアミノ酸配列からなるタンパク質、又は、このアミノ酸配列において1もしくは数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ転写活性化因子YAPに対する優性ネガティブ効果を有するタンパク質を提供する。また、このタンパク質をコードする遺伝子を提供する。さらに、この遺伝子を含有する組換えベクターを提供すると共に、この遺伝子を含有する組換えベクターを含む形質転換体を提供する。さらに、このタンパク質を含むポリグルタミン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病等の神経変性疾患の予防・治療薬を提供し、また、このタンパク質を介する細胞内シグナル伝達を利用したポリグルタミン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病等の神経変性疾患の予防・治療薬を提供する。
リサーチツールの分類 生体関連物質
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 権利満了まで
対価条件(一時金) 【要】100万円〜500万円、ロイヤリティ売上げの5%
対価条件(ランニング) 【要】100万円〜500万円、ロイヤリティ売上げの5%

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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