出願番号 |
特願2006-513687 |
出願日 |
2005/5/16 |
出願人 |
国立大学法人山梨大学 |
公開番号 |
WO2005/113767 |
公開日 |
2005/12/1 |
登録番号 |
特許第4815602号 |
特許権者 |
国立大学法人山梨大学 |
発明の名称 |
ダイオキシン類等応答性プラスミド、ダイオキシン類等測定用遺伝子導入細胞、並びにそれを用いたダイオキシン類等検出方法及びバイオセンサー |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
ダイオキシン類等応答性プラスミド、ダイオキシン類等測定用遺伝子導入細胞、及びバイオセンサー |
目的 |
従来のルシフェラーザや緑色蛍光タンパクを用いたダイオキシン類検出のバイオアッセイに比較し、(1)バイオアッセイプロセスの簡便化、(2)検出感度の向上、(3)バイオアッセイ時間の大幅な短縮、(4)培養コスト、人件費等の経費の削減、を可能にする。 |
効果 |
単純な化学発光計測等により、簡便にダイオキシン類や多環芳香族炭化水素を測定できる。また、細胞の播種から計測までのダイオキシン測定プロセスを、数時間で完了でき、更に、低コストで高感度なダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素の測定を行うことができる。大気、河川、土壌、食品、生活器材に含まれるダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素を検出できる。 |
技術概要
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ダイオキシン類、及び/又は多環芳香族炭化水素に反応して活性化されるダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素高感受性遺伝子配列の下流に、分泌型マーカータンパク遺伝子を組み込んだダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素応答性プラスミドである。また、ダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素応答性プラスミドが、芳香族炭化水素受容体を高発現する培養細胞に導入され、前記芳香族炭化水素受容体がダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素に結合し、分泌型マーカータンパクを産生するダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素測定用遺伝子導入細胞である。さらに、ダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素測定用遺伝子導入細胞をダイオキシン類及び/又は多環芳香族炭化水素の検出センサーとして用いたバイオセンサーである。図1はダイオキシン類等応答性プラスミド(pDRE−SEAP)の構造を示す。樹立したHeDS細胞(Hepa1c1c7−DRE−SEAP細胞)のダイオキシン類への応答メカニズムを図2に示す。試料中のダイオキシン類の検出手順を、フローチャートとして図3に示す。 |
リサーチツールの分類 |
生体関連物質、方法・プロセス |
有体物情報 |
遺伝子、細胞 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
対価条件(一時金) |
【要】原則現時点では譲渡不可。問合せがあれば検討する。 |
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
個別交渉による。 |
対価条件(一時金) |
【要】個別交渉による。 |
対価条件(ランニング) |
【要】個別交渉による。 |
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