出願番号 |
特願2006-511311 |
出願日 |
2005/3/23 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2005/090961 |
公開日 |
2005/9/29 |
登録番号 |
特許第4734234号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
生体分子に関する形態及び情報をIS−FETを利用して検出する測定法およびシステム |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
生体分子に関する形態及び情報をIS−FETを利用して検出する測定システム |
目的 |
簡便に、効率よく生体分子との相互作用を検出するための技術及び、特に、DNAなどの核酸分子を簡便に、効率よく検出する技術を提供する。また、酸化金属と生体分子とを結合させた基板を提供する。 |
効果 |
効率よく、簡便に、生体分子の検出を行うことができる。特に、バッチ法で測定をすることができるようになった。また、従来のケイ素酸化物を用いた電極に比べて、感度が良い検出を行うことができるようになった。また、PNAを用いた場合、電気特性の評価の感度が顕著に増加した。 |
技術概要
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生体分子と、非ケイ素酸化物とを含む、ゲート電極、生体分子が固定された、非ケイ素酸化物を含むゲート電極を作製する方法である。この方法は、非ケイ素酸化物を含むゲート電極を提供する工程、非ケイ素酸化物にアミノシラン含有物質を結合させる工程、アミノシラン含有物質と、アミノシラン含有物質のアミノ基と反応し得るクロスリンカーを結合させて中間体を形成工程、中間体に生体分子を結合させる工程、を包含する。非ケイ素酸化物は、酸化金属であり、最適には、酸化タンタル(Ta↓2O↓5)である。生体分子は、非ケイ素酸化物に固定する。非ケイ素酸化物は膜状形態をしており、生体分子は、非ケイ素酸化物膜上に固定される。非ケイ素酸化物と、生体分子とは、シランカップリング剤により結合する。非ケイ素酸化物と、生体分子とは−O−(SiR↓1R↓2)−(CH↓2)↓n−NH(CH↓2)↓m−NH−O−(CH↓2)↓k−O−CH↓2−NH−というリンカーで結合され、式中、n、m、kは、任意の正の整数であり、R↓1、R↓2は、任意の置換基又はリンカーと同じ構造を有する別のリンカーのSi原子である。図は、ゲート電極及びその周辺(半導体素子)の模式例を示す。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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