出願番号 |
特願2005-175039 |
出願日 |
2005/6/15 |
出願人 |
国立大学法人 東京医科歯科大学 |
公開番号 |
特開2006-349457 |
公開日 |
2006/12/28 |
登録番号 |
特許第4918674号 |
特許権者 |
国立大学法人 東京医科歯科大学 |
発明の名称 |
非アルコール性脂肪肝の治療薬のスクリーニング方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
非アルコール性脂肪肝、薬物、スクリーニング |
目的 |
非アルコール性脂肪肝の病理学的側面、具体的にはMRP2が関与するような胆汁分泌機構の異常・変化に着目し、非アルコール性脂肪肝の治療のための候補薬物をスクリーニングする方法の提供。 |
効果 |
肝細胞から毛細胆管レベルにおける胆汁排出異常に関する有力な指標を利用し、非アルコール脂肪肝化に関与し得る被検物質を直接的かつ効果的に検査することができる。 |
技術概要 |
この技術では、非ヒト動物の非アルコール性脂肪肝に被検物質を投与し、脂肪肝における胆汁排出能力について被検物質に起因する改善の程度を評価することにより、非アルコール性脂肪肝の治療薬をスクリーニングする。このスクリーニング方法では、非ヒト動物からの摘出肝臓に被検薬物を含有する灌流液を用いて該被検物質を投与することができる。また、肝臓における胆汁排出量、排出胆汁中の胆汁酸濃度、リン脂質濃度、および/または、胆汁酸濃度/リン脂質濃度比を測定することにより、胆汁排出能力の改善の程度を評価することができる。特に、排出胆汁中のグルタチオン濃度を測定するとよい。また、この測定と共にまたはそれとは別に、MRP2が関与する胆汁排出能力を測定することにより、胆汁排出能力の改善の程度を評価してもよい。また、肝臓の中心静脈領域における炎症細胞の接着、および/または毛細胆管膜上のMRP2分布を観測することにより、胆汁排出能力の改善の程度の評価することもできる。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
権利満了まで |
対価条件(一時金) |
【要】100万円〜500万円 |
対価条件(ランニング) |
【不要】 |
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