出願番号 |
特願2006-332381 |
出願日 |
2006/12/8 |
出願人 |
国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 |
特開2008-142005 |
公開日 |
2008/6/26 |
登録番号 |
特許第4759746号 |
特許権者 |
国立大学法人 筑波大学 |
発明の名称 |
植物栽培方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
植物栽培方法、主茎伸長、花芽分化、開花 |
目的 |
植物の栽培技術において、主茎の伸長を抑制したままで、目的に応じて自由に、花芽分化や開花を促進又は抑制できる、簡易で、汎用性があり、かつ、環境負荷の問題もない技術の提供。 |
効果 |
光質(赤色光と青色光)、赤色光の光強度、加えて、赤色光と青色光の照射タイミングの選択を、植物種と目的に応じて選択することによって、環境負荷の問題を抱える矮化剤を一切使用することなく、主茎の伸長を制御することができ、目的に応じて自由に、花成を促進又は抑制できる。 |
技術概要
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この技術では、光強度を調整した赤色光(R;600〜700nm)を植物に対して照射することによって、植物の主茎伸長を抑制しながら花成を制御する植物栽培方法を提供する。なお、「花成」とは、花芽分化から開花に至る反応を意味し、「制御」とは、人為的に促進又は抑制することを意味する。例えば、光強度が150μmolm↑(−2)s↑(−1)以上の光量子束密度に調整した赤色光を用いて、植物の主茎伸長を抑制しながら花成を促進する方法、あるいは、光強度が70〜100μmolm↑(−2)s↑(−1)の光量子束密度に設定した赤色光を用いて、植物の主茎伸長を抑制しながら、花成を抑制する。また、光強度を調整した赤色光を植物に照射することによって、植物の主茎伸長を抑制しながら花成を制御した後に、青色光を植物に照射して主茎伸長を促進に転じさせるとともに、花成を促進させるようにしてもよい。さらに、青色光を植物に照射して主茎伸長と花成を促進した後に、光強度を調整した赤色光を植物に照射することによって、主茎伸長を抑制しながら花成を制御するようにしてもよい。 |
リサーチツールの分類 |
植物、方法・プロセス |
有体物情報 |
ペチュニア/petuniaxhybrida/ |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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