プロテインキナーゼ活性の測定方法

開放特許情報番号
L2009001470
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2009/3/14

基本情報

出願番号 特願2006-306615
出願日 2006/11/13
出願人 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
公開番号 特開2008-122239
公開日 2008/5/29
登録番号 特許第4150797号
特許権者 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学
発明の名称 プロテインキナーゼ活性の測定方法
技術分野 有機材料
機能 検査・検出
適用製品 タンパク質リン酸化反応、チロシンキナーゼ、吸光度測定
目的 チロシンキナーゼ等のプロテインキナーゼの活性を小型の検出装置にて迅速、簡便且つ高感度に測定可能なプロテインキナーゼ活性の測定方法の提供。
効果 本技術によれば、従来のオートラジオグラフィーやELISAのような複雑な操作を必要とせず、電気化学的に簡便にプロテインキナーゼ活性を測定することができる。また、例えばELISAの検出工程において用いられるような大型の測定機器を必要とすることなく、小型の電気化学測定装置を用いて、プロテインキナーゼの活性の高感度且つ正確な測定を実現することができる。
技術概要
本技術のプロテインキナーゼ活性の測定方法は、電気化学的に酸化又は還元されるとともに、酸化又は還元に伴う電流がリン酸化によって消失するアミノ酸を含む基質と、基質中のアミノ酸にリン酸基供与体のリン酸基を付加するプロテインキナーゼとを接触させた後、基質を電極の表面に集めた状態で酸化電流値又は還元電流値を測定する。このようなプロテインキナーゼ活性の測定方法においては、例えば、電気化学的に酸化されるアミノ酸がプロテインキナーゼの作用を受けてリン酸化されると、そのアミノ酸を電気化学的に酸化して得られる酸化電流値が基質のリン酸化の程度に応じて減少するので、これを指標としてプロテインキナーゼ活性測定が実現される。また、電気化学的に還元されるアミノ酸がプロテインキナーゼの作用を受けてリン酸化されると、そのアミノ酸を電気化学的に還元して得られる還元電流値が基質のリン酸化に応じて減少するので、これを指標としてプロテインキナーゼ活性測定が実現される。
リサーチツールの分類 方法・プロセス、その他
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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