出願番号 |
特願2006-286527 |
出願日 |
2006/10/20 |
出願人 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
公開番号 |
特開2008-102086 |
公開日 |
2008/5/1 |
登録番号 |
特許第4102887号 |
特許権者 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
発明の名称 |
プロテインキナーゼ活性の測定方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
金属微粒子、標識物質 |
目的 |
プロテインキナーゼの活性を小型の検出装置にて迅速、簡便且つ高感度に測定可能なプロテインキナーゼ活性の測定方法の提供。 |
効果 |
本技術によれば、従来のオートラジオグラフィーやELISAのような複雑な操作を必要とせず簡便にプロテインキナーゼ活性を測定することができる。また、例えばELISAの検出工程において用いられるような大型の測定機器を必要とすることなく、簡便な操作にて、プロテインキナーゼの活性の高感度且つ正確な測定を実現することができる。 |
技術概要
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本技術では、先ず、特異的結合対を形成する組合せの一方の分子が結合したATPとプロテインキナーゼと基質とを反応させる工程を行う。これにより、プロテインキナーゼの働きにより基質がリン酸化され、リン酸基を介して基質に一方の分子が結合する。特異的結合対を形成する組合せとしては、互いを認識して捕捉する組合せであればよく、例えばビオチンとアビジン、抗原と抗体、核酸と核酸、核酸と核酸結合タンパク質、レクチンと糖鎖、レセプターとリガンド等が挙げられる。この組合せの一方の分子をATPのリン酸基、具体的にはγ−リン酸基に、他方の分子を金属微粒子に結合させる。なかでもアビジンとビオチンは、特にビオチンが低分子であり酵素反応時の立体障害となり難く、しかも入手が容易で安価であることから、好ましい組合せである。次に、プロテインキナーゼによるリン酸化によって一方の分子が結合した基質と、特異的結合対を形成する組合せの他方の分子が結合した金属微粒子とを接触させる工程を行う。一方の分子と他方の分子とが特異的に結合することにより、基質が金属微粒子により標識される。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス、その他 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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