出願番号 |
特願2006-285617 |
出願日 |
2006/10/20 |
出願人 |
国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
特開2008-099616 |
公開日 |
2008/5/1 |
登録番号 |
特許第5140827号 |
特許権者 |
国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
フィーダー細胞を利用した高度発達型培養筋細胞の作製方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
筋管細胞、フィーダー細胞、分化型培養筋管細胞 |
目的 |
高い代謝能やインスリン反応性を有する高度発達型培養筋細胞を、より生体に近似な状態で効率的に作製し、その高い収縮活動を長期間にわたり持続させる方法の提供。 |
効果 |
収縮および代謝能の両面において、従来と比較して遙かに高度に発達した培養筋細胞を作製し、さらに鍛錬が可能で、かつ細胞を用いてその代謝能を高感度で選択的に評価できる。 |
技術概要
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この技術では、筋芽細胞をフィーダー細胞上で培養する工程、筋芽細胞を高アミノ酸含有培地で筋管細胞に分化誘導させる工程、及び分化誘導した筋管細胞に電気パルス刺激を与える工程、から成る筋管細胞の作製方法を提供する。電気パルス刺激は10〜50V、0.001〜4Hz、1〜24msパルス幅にて0.5〜120時間与えることが好ましい。電気パルス刺激は20〜40V、0.1〜1Hz、1〜24msパルス幅にて2〜24時間与えることがより好ましい。また、少なくとも電気パルス刺激を与える工程は高酸素分圧状態の培地を用いて行うことが好ましい。高酸素分圧状態は高酸素濃度ガスを培地に溶解することにより得られるものとすることが好ましい。筋芽細胞は、野生型筋芽細胞と、細胞外部位に標識物質を有する組換え型GLUT4を構成的に発現する組換え型筋芽細胞を含むことが好ましい。組換え型筋芽細胞が外来刺激依存的な組換え型GLUT4の膜移行活性を有することが好ましい。また、さらに組換え型GLUT4の細胞内部位に更に標識物質が結合していることが好ましい。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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