出願番号 |
特願2006-140503 |
出願日 |
2006/5/19 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、兵庫県 |
公開番号 |
特開2007-306869 |
公開日 |
2007/11/29 |
登録番号 |
特許第4863266号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、兵庫県 |
発明の名称 |
ウシの優良産肉形質判定方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
ウシの優良産肉 |
目的 |
ウシPPARγ2遺伝子の遺伝的変異を利用したウシの優良産肉形質判定方法を提供する。 |
効果 |
ウシPPARγ2遺伝子の遺伝的変異(Ala18Val)をマーカーとして、冷屠体重の増加及び/又はバラ厚の増加といった産肉形質の優れたウシを月齢逆依存性により飼養期間の短縮を目標に生産することができ、これによってウシの優良産肉形質を簡易な方法で判定することができる。 |
技術概要
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ウシ由来の生物学的サンプルにおいて、配列番号2に示されるアミノ酸配列における第18番目のアラニンがバリンに置換されたアミノ酸配列を含むウシPPARγ2(ウシ脂肪細胞分化制御因子)タンパク質をコードする遺伝子を検出する。特に、このアミノ酸置換は、ウシPPARγ2遺伝子における配列番号1に示される塩基配列の第53番目の塩基がCからTに置換されることによるものである。出荷月齢逆依存的とは、ウシの月齢28〜33ヶ月、好ましくは28〜31ヶ月の範囲内での、出荷月齢と冷屠体重及び/又はバラ厚との負の相関関係をいう。ヘテロ変異体のウシでは、月齢範囲内で、出荷月齢が早いほど冷屠体重及びバラ厚が増加する。冷屠体重とバラ厚の増加に関して好ましい出荷月齢範囲は28〜31ヶ月である。「冷屠体重」とは、ウシを屠殺した後に、冷凍庫で例えば1日間保管した後のウシ枝肉の重量(kg)をいう(図1)。ウシは、図2に示す家系図に属するウシ又はその子孫である。 |
リサーチツールの分類 |
方法・プロセス |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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