出願番号 |
特願2005-072401 |
出願日 |
2005/3/15 |
出願人 |
独立行政法人農業生物資源研究所 |
公開番号 |
特開2006-137739 |
公開日 |
2006/6/1 |
登録番号 |
特許第5131798号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
カイコ中部絹糸腺特異的遺伝子発現系を利用したタンパク質の製造方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
カイコ中部絹糸腺特異的遺伝子発現系を利用したタンパク質 |
目的 |
カイコの中部絹糸線における組換えタンパク質の生産方法を提供する。 |
効果 |
中部絹糸腺において組換えタンパク質を生産する系は、後部絹糸腺より繊維性ではないタンパク質の生産に適している。さらに、セリシンはフィブロインと比較するとはるかに水に溶けやすいタンパク質であることや、特殊なシグナル配列がなくても腺腔内に分泌されることは、タンパク質生産系として有利である。 |
技術概要 |
任意のタンパク質の製造方法は、(a)中部絹糸腺特異的に発現するタンパク質をコードするDNAのプロモーター、およびプロモーターによって直接的または間接的に発現制御される任意のタンパク質をコードするDNAを有するトランスジェニックカイコであって、任意のタンパク質を繭糸に分泌するトランスジェニックカイコを製造する工程、(b)製造されたトランスジェニックカイコから、任意のタンパク質を回収する工程、を含む。トランスジェニックカイコを製造する工程においては、まず、中部絹糸腺特異的に発現するタンパク質をコードするDNAのプロモーター、およびプロモーターによって直接的または間接的に発現制御される任意のタンパク質をコードするDNAを有するカイコ卵を製造する。次いで、製造されたカイコ卵から生じたカイコの中から、任意のタンパク質を発現するトランスジェニックカイコを選択する。トランスジェニックカイコを選択するには、例えば、選択マーカーを用いて行うことができる。選択マーカーとしては、一般的に使用されるマーカー、例えば、CFP、GFP、YFP、DsRed等の蛍光タンパク質を使用することができる。 |
リサーチツールの分類 |
動物、方法・プロセス |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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