| 出願番号 |
特願2006-077526 |
| 出願日 |
2006/3/20 |
| 出願人 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
| 公開番号 |
特開2007-255934 |
| 公開日 |
2007/10/4 |
| 登録番号 |
特許第4366507号 |
| 特許権者 |
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 |
| 発明の名称 |
酸化蛋白質の定量方法 |
| 技術分野 |
有機材料 |
| 機能 |
検査・検出 |
| 適用製品 |
酸化変性を受けたカルボニル化蛋白質、動脈硬化、慢性関節リウマチ、肺気腫、神経変性疾患 |
| 目的 |
質量分析において標識された酸化蛋白質に由来するピークを容易に且つ確実に特定することが可能であり、高感度且つ迅速な定量が可能な酸化蛋白質の定量方法の提供。 |
| 効果 |
本技術によれば、酸化蛋白質(カルボニル化蛋白質)を高感度且つ迅速に定量することが可能であり、例えば蛋白質の酸化と疾患との因果関係を解析する上で有用な情報が提供可能になるものと期待される。また、時間や労力を要することなく酸化蛋白質の定量を行うことが可能であり、熟練を要することなく再現性良く酸化蛋白質の定量を行うことが可能である。 |
技術概要
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この技術では、酸化変性を受けた酸化蛋白質を標識試薬によって標識し、質量分析により定量する。この時、標識試薬として、酸化蛋白質と反応する第1の標識試薬と、第1の標識試薬と同一の化学構造を有し構成原子の少なくとも一部が当該原子の同位体で置換された第2の標識試薬を用いる。また、第1の標識試薬で標識された酸化蛋白質と第2の標識試薬で標識された酸化蛋白質とを混合し、且つこれらの比率を変えて質量分析を行う。標識試薬としては、例えば2,4−ジニトロフェニルヒドラジン、及びフェニル基の炭素元素を安定同位体(↑(13)C)で置換した2,4−ジニトロフェニルヒドラジンを用いる。 |
| リサーチツールの分類 |
方法・プロセス、その他 |
| 実施実績 |
【無】 |
| 許諾実績 |
【無】 |
| 特許権譲渡 |
【否】
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| 特許権実施許諾 |
【可】
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