出願番号 |
特願2006-004872 |
出願日 |
2006/1/12 |
出願人 |
国立大学法人 熊本大学 |
公開番号 |
特開2007-186443 |
公開日 |
2007/7/26 |
登録番号 |
特許第4904486号 |
特許権者 |
国立大学法人 熊本大学 |
発明の名称 |
神経細胞の成長又は移動の制御剤 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
神経細胞の軸索成長、タンパク質、遺伝子 |
目的 |
一連の細胞間相互作用を担う分子機構を明らかにするため機能未知な新規分泌型タンパク分子の同定。 |
効果 |
新規な神経細胞の成長又は移動の制御剤、並びに上記制御剤として有用な物質のスクリーニング方法が提供されることになった。この神経細胞の成長又は移動の制御剤は、神経疾患の予防及び/又は治療のために使用することができる。 |
技術概要 |
この技術においてDraxin mRNAは発生初期にはroof plate(蓋板)に限局するが、発生と共に脊髄背側内部に発現領域が広がり、この時期には脊髄の介在神経細胞が背腹軸に沿って移動する。Draxinを過剰発現させたところ、背側脊髄介在神経(dorsal spinal interneuron: dI,dI1−dI6の6種に分けられる)のdI3神経細胞の腹側への移動が抑制されていることが、マーカーである転写因子Islet1の免疫組織化学で明らかになった。即ち、Draxinは一部の神経細胞の軸索成長も神経細胞の移動にも阻害的に作用する。この技術は、これらの知見に基づいて完成したものである。即ち、配列番号2で表されるアミノ酸配列と同一もしくは実質的に同一のアミノ酸配列からなるタンパク質又はその部分ペプチドを有効成分として含有する、神経細胞の成長又は移動の制御剤である。 |
リサーチツールの分類 |
生体関連物質 |
有体物情報 |
タンパク質 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】交渉による |
対価条件(ランニング) |
【要】交渉による |
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