出願番号 |
特願2005-507024 |
出願日 |
2004/6/16 |
出願人 |
国立大学法人九州大学 |
公開番号 |
WO2004/110139 |
公開日 |
2004/12/23 |
登録番号 |
特許第4609855号 |
特許権者 |
国立大学法人九州大学 |
発明の名称 |
ヒト由来免疫担当細胞の製造方法 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ヒトリンパ系細胞、抗原提示細胞、細胞の生体内増殖、ヒト免疫系の再構築の技術 |
目的 |
ヒト免疫系を異種動物宿主に構築させ、免疫反応を自然又は人為的に起こすことにより、必要とされるヒト免疫細胞、特に抗原特異的なT細胞、B細胞や、免疫グロブリン、サイトカイン等の産生。 |
効果 |
新生児免疫不全動物を用いたヒト由来免疫担当細胞の製造方法を提供することができる。この新生児免疫不全動物は、その体内にヒト由来の免疫系を構築することができるため、リンパ系組織の機能解析及びB細胞を用いたヒト由来抗体の作製に有用である。 |
技術概要
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この技術は、ヒト由来造血前駆細胞又は成熟造血細胞が移植された幼若な(胎児から新生児を経て生殖年令に達するまでを含む)免疫不全哺乳動物(ヒトを除く)であって、このヒト由来の免疫担当細胞、及び/又は免疫担当細胞由来の生理活性物質を産生することができる動物である。また、幼若な免疫不全哺乳動物(ヒトを除く)を飼育してなる免疫不全哺乳動物又はその子孫である。上記幼若な免疫不全哺乳動物としては、例えば新生児免疫不全哺乳動物又は胎児免疫不全哺乳動物が挙げられる。また、上記造血前駆細胞としては、骨髄由来、臍帯血由来、動員(G−CSF)末梢血、ES細胞由来中肺葉系細胞又は末梢血由来の細胞例示することができる。これらの細胞は、例えば、CD34陽性のもの(例えばCD34↑+細胞、CD133↑+細胞、SP細胞、CD34↑+CD38↑−細胞、c−kit↑+細胞あるいはCD3↑−、CD4↑−、CD8↑−及びCD34↑+細胞のもの)が挙げられる。 |
リサーチツールの分類 |
動物 |
有体物情報 |
・免疫系ヒト化マウス |
実施実績 |
【有】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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