構成的発現プロモーター

開放特許情報番号
L2009001392
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2004-033675
出願日 2004/2/10
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2005-224120
公開日 2005/8/25
登録番号 特許第4474542号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 構成的発現プロモーター
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 構成的発現プロモーター
目的 目的遺伝子を植物体内で構成的に発現させるプロモーター活性を有するDNA、このDNAを含有する遺伝子を植物体内で構成的に発現させることを可能にした組換えプラスミド、この組換えベクターを導入した形質転換植物体を提供する。
効果 目的遺伝子を植物体内で構成的に発現させるプロモーター活性を有するDNAが提供される。このプロモーター活性を有するDNAを利用すれば、特定の組織・器官(葉、茎、根、花、雌蕊、雄蕊、カルスなど)、時期(生育初期、中期、後期)、刺激誘導(光、病害、環境ストレスなど)などに限定されることなく、植物の多様な組織・器官、かつ生育の多様な時期において目的遺伝子を発現させることができる。
技術概要
(a)配列表の配列番号1、4、7、10、13又は16に示す塩基配列からなるDNA;(b)配列表の配列番号1、4、7、10、13又は16に示す塩基配列において、1若しくは数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなり、かつ目的遺伝子を植物体内で構成的に発現させるプロモーター活性を有するDNA;(c)配列表の配列番号1、4、7、10、13又は16に示す塩基配列の一部の塩基配列からなり、かつ目的遺伝子を植物体内で構成的に発現させるプロモーター活性を有するDNA;に示す、プロモーターとして機能しうるDNAである。このDNAと目的タンパク質をコードする遺伝子を含有する組換えベクターである。この組換えベクターを導入した形質転換植物体である。図1はイネ遺伝子プロモーターのクローニング手順を示す。図2は植物形質転換用バイナリーTiプラスミドベクター:pSMAHdN627−M2GUSの構造を示す。図3はイネSEC13遺伝子プロモーターを導入した植物から調製した各植物材料におけるGUS染色結果を示す。図4はイネRPL5遺伝子プロモーターを導入した植物から調製した各植物材料におけるGUS染色結果を示す。
リサーチツールの分類 植物、生体関連物質
有体物情報 構成的発現プロモーター
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 植物における有用物質の生産性向上、植物の生長制御、耐病性遺伝子の発現による耐病性付与、環境ストレス抵抗性遺伝子の発現による環境ストレス抵抗性の付与、植物における物質(水、栄養塩、糖など)輸送・分配の制御等に有用である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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