出願番号 |
特願2003-416939 |
出願日 |
2003/12/15 |
出願人 |
独立行政法人農業生物資源研究所 |
公開番号 |
特開2005-168470 |
公開日 |
2005/6/30 |
登録番号 |
特許第4505626号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
花粉特異的発現活性を有するプロモーター |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
花粉特異的発現活性を有するプロモーター |
目的 |
花粉に特異的発現をもたらすプロモーター活性を有するDNA、このDNAを含有する遺伝子を花粉で特異的に発現させることを可能にした組換えプラスミド、この組換えベクターを導入した形質転換植物体を提供する。 |
効果 |
花粉に特異的な発現をもたらすプロモーター活性を有するDNAが提供される。このプロモーター活性を有するDNAを利用すれば、花粉の形成・成熟を阻害する遺伝子を花粉において特異的に発現させたり、あるいは、花粉の形成・成熟に関与する遺伝子の花粉における発現を抑制することができ、その結果、植物体は雄性不稔となる。従って、イネ等の自殖性植物において、多収性・耐病性等の有用特性を付与する品種改良を行うことを目的に、他家受粉による雑種第1代(F1系統)の作出が可能となる。 |
技術概要
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(a)配列表の配列番号1に示す塩基配列からなるDNA;(b)配列表の配列番号1に示す塩基配列において、1若しくは数個の塩基が欠失、置換若しくは付加された塩基配列からなり、かつ花粉に特異的な発現をもたらすプロモーター活性を有するDNA;(c)配列表の配列番号1に示す塩基配列の一部の塩基配列からなり、かつ花粉に特異的な発現をもたらすプロモーター活性を有するDNA;に示すプロモーターとして機能しうるDNAである。また、このDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ花粉に特異的な発現をもたらすプロモーター活性を有するDNAである。また、このDNAを含有する組換えベクターである。また、このDNAと目的タンパク質をコードする遺伝子を含有する組換えベクターである。また、この組換えベクターを導入した形質転換植物体である。図1はイネ遺伝子プロモーターのクローニング手順を示す。図2は植物形質転換用バイナリーTiプラスミドベクター:pSMAHdN627−M2GUSの構造を示す。図3は各植物材料におけるGUS染色結果を示す。 |
リサーチツールの分類 |
植物、生体関連物質 |
有体物情報 |
花粉特異的プロモーター |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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