異常型プリオン蛋白質由来の原繊維に結合するRNAアプタマー

開放特許情報番号
L2009001381
開放特許情報登録日
2009/3/14
最新更新日
2018/5/16

基本情報

出願番号 特願2005-148411
出願日 2005/5/20
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所、農林水産省動物医薬品検査所長、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2006-320289
公開日 2006/11/30
登録番号 特許第5191028号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所、農林水産省動物医薬品検査所長
発明の名称 異常型プリオン蛋白質由来の原繊維に結合するRNAアプタマー
技術分野 食品・バイオ
機能 安全・福祉対策
適用製品 異常型プリオン蛋白質由来の原繊維に結合するRNAアプタマー
目的 異常型プリオン蛋白質に結合する非公知の核酸分子、特に異常型プリオン蛋白質由来の原繊維(mSAF)に結合する、好ましくは特異的に結合する、RNAアプタマーを見出して、RNAアプタマーを含む組成物、より具体的にはプリオン病を診断するための、あるいは治療または予防するための、組成物を提供する。
効果 このRNAアプタマーは、異常型プリオン蛋白質由来の原繊維(mSAF)に特異的に結合する新規の機能性核酸分子である。このRNAアプタマーは、プリオン病の診断のために使用できるという利点を有する。さらにこのRNAアプタマーは、プリオン病の発症予防、プリオン病の治療のために使用できる。
技術概要
 
異常型プリオン蛋白質由来の原繊維と結合可能な核酸分子の同定および分離のための方法である。異常型プリオン蛋白質由来の原繊維を5’−GGGAGAAUUCCGACCAGAAGNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNCCUUUCCUCUCUCCUUCCUCUUCU−3’(配列番号1)(Nは、A、C、GまたはUである。)の塩基配列を含むRNA分子、修飾糖部を含むその誘導体、およびRNA分子に対応するDNA分子から選ぶ核酸分子のプールと混合する(工程1)。異常型プリオン蛋白質由来の原繊維と結合することのできる核酸分子を選択および分離する(工程2)。所望により、分離された核酸分子を増幅した後、工程1および2を反復して、分離された核酸分子の、異常型プリオン蛋白質に対する結合特異性を決定する。修飾糖部が、前記配列番号1のRNA分子の塩基配列中の1もしくは複数の糖部の2’位の水酸基がヌクレアーゼ耐性基で置換されたものである。ヌクレアーゼ耐性基は、−F基、−NH↓2基、−OCH↓3基および2’,4’−BNA基からなる群から選択される基である。
リサーチツールの分類 生体関連物質
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 個別交渉による
対価条件(一時金) 【要】個別交渉による
対価条件(ランニング) 【要】個別交渉による

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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