空転防止機構を具えたテープカッター

開放特許情報番号
L2009001253
開放特許情報登録日
2009/3/6
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2007-340183
出願日 2007/12/28
出願人 古野 有己、佐野 徹
公開番号 特開2009-029616
公開日 2009/2/12
登録番号 特許第4226640号
特許権者 古野 有己、佐野 徹
発明の名称 空転防止機構を具えたテープカッター
技術分野 機械・加工、生活・文化
機能 機械・部品の製造
適用製品 空転防止機構を具えたテープカッター
目的 極めてシンプルな構造の下に非繰出時におけるテープ本体の回転(空転)を阻止するとともに、梱包作業等を行うためにテープ端を繰り出す場合のみ、この阻止状態を自然に解除し、繰り出しに支障が生じないようにした新規なテープカッターを提供する。
効果 空転防止機構により非繰出時においてのみ粘着テープの空転を阻止することができ、切断後のテープ端の再付着現象を効果的に防止できる。すなわち非繰出時においては、拡径弾性体の弾性力によって相対的に粘着テープの内側を防滑体と密着させてブレーキを掛け、ホルダ部にセットした粘着テープの空転(空回り)を阻止する一方、繰出時においては、テープ端を引き出す繰出力によって、自然にこの制動状態(空転防止状態)を解除し、粘着テープの繰り出しが行える。
技術概要
テープカッター1は、図1に示すように、粘着テープTを繰出自在に保持するホルダ部2と、繰り出した粘着テープTを適宜の長さで切断するカッティング部3とを具えて成り、これらが接続部10によって適宜の間隔、位置を保って形成される。ここで、接続部10は平板状に形成され、例えば図2に示すように、この接続部10をテープカッター1のベース部材と見た場合には、テープカッター1は、あたかも平板状の接続部10に対して、ホルダ部2とカッティング部3とが適宜の間隔を隔てて立設された構成と捉えることもできる。なお、ホルダ部2とカッティング部3との間隔は、未使用状態の粘着テープTを収容できる間隔に設定される。また、これらホルダ部2、カッティング部3、接続部10の素材としては、その大部分が、合成樹脂で形成される。空転防止機構5は、図1〜4に示すように、ホルダ部2、より詳細には円筒状の保持体21の外周面上に設けられた拡径弾性体51と、保持体21の摺擦面に設けられた防滑体52とを具えて成る。
イメージ図
実施実績 【試作】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 空転防止機構が、極めてシンプルに構成できるため、この機構を具えたテープカッターの徹底した低コスト化を実現できる。

登録者情報

登録者名称 古野 有己

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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