出願番号 |
特願2007-340183 |
出願日 |
2007/12/28 |
出願人 |
古野 有己、佐野 徹 |
公開番号 |
特開2009-029616 |
公開日 |
2009/2/12 |
登録番号 |
特許第4226640号 |
特許権者 |
古野 有己、佐野 徹 |
発明の名称 |
空転防止機構を具えたテープカッター |
技術分野 |
機械・加工、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
空転防止機構を具えたテープカッター |
目的 |
極めてシンプルな構造の下に非繰出時におけるテープ本体の回転(空転)を阻止するとともに、梱包作業等を行うためにテープ端を繰り出す場合のみ、この阻止状態を自然に解除し、繰り出しに支障が生じないようにした新規なテープカッターを提供する。 |
効果 |
空転防止機構により非繰出時においてのみ粘着テープの空転を阻止することができ、切断後のテープ端の再付着現象を効果的に防止できる。すなわち非繰出時においては、拡径弾性体の弾性力によって相対的に粘着テープの内側を防滑体と密着させてブレーキを掛け、ホルダ部にセットした粘着テープの空転(空回り)を阻止する一方、繰出時においては、テープ端を引き出す繰出力によって、自然にこの制動状態(空転防止状態)を解除し、粘着テープの繰り出しが行える。 |
技術概要
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テープカッター1は、図1に示すように、粘着テープTを繰出自在に保持するホルダ部2と、繰り出した粘着テープTを適宜の長さで切断するカッティング部3とを具えて成り、これらが接続部10によって適宜の間隔、位置を保って形成される。ここで、接続部10は平板状に形成され、例えば図2に示すように、この接続部10をテープカッター1のベース部材と見た場合には、テープカッター1は、あたかも平板状の接続部10に対して、ホルダ部2とカッティング部3とが適宜の間隔を隔てて立設された構成と捉えることもできる。なお、ホルダ部2とカッティング部3との間隔は、未使用状態の粘着テープTを収容できる間隔に設定される。また、これらホルダ部2、カッティング部3、接続部10の素材としては、その大部分が、合成樹脂で形成される。空転防止機構5は、図1〜4に示すように、ホルダ部2、より詳細には円筒状の保持体21の外周面上に設けられた拡径弾性体51と、保持体21の摺擦面に設けられた防滑体52とを具えて成る。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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