法面緑化工法

開放特許情報番号
L2009001216
開放特許情報登録日
2009/3/6
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2003-435301
出願日 2003/12/26
出願人 有限会社クスベ産業、東洋紡績株式会社
公開番号 特開2005-194698
公開日 2005/7/21
登録番号 特許第4157028号
特許権者 有限会社クスベ産業、東洋紡績株式会社
発明の名称 法面緑化工法
技術分野 土木・建築、生活・文化
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 法面緑化システム
目的 保水材が流失しにくく、かつ、植生基盤の内部に保水空間を十分に確保して、法面の緑化と強化を安定して図ることができる、植生基盤保水材を添加した植生基盤材を用いる法面緑化工法を提供する。
効果 植生基盤に含まれる吸水膨潤性繊維が、降雨によって構築された植生基盤が浸食を受けることを防止して、吸水性粒子を含む植生基盤が流失しにくくし、かつ、吸水膨潤性繊維が持つ緩衝性により、植生基盤材を吹き付ける際の圧密度合いを軽減して、植生基盤の内部に保水空間を十分に確保して、法面の緑化と強化を安定して図ることができる植生基盤を構築することができる。また、吸水膨潤性繊維を植生土壌材に均一に混合するとともに、吸水膨潤性繊維を十分に吸水膨潤させることができる。
技術概要
図1に、法面緑化工法を示す。この法面緑化工法は、吸水量が3〜300ml/gである吸水膨潤性繊維と、吸水量が3〜300ml/gの吸水性粒子及び水とからなる植生基盤保水材を、植生土壌材に添加、混合してなる植生基盤材を、法面8に吹き付けて植生基盤7を形成する。具体的には、植生土壌材、吸水膨潤性繊維等の固形成分Aを混合して、該固形成分Aを、ホース2を介して、吹付ノズル6に向けて圧送する固形成分タンクを兼ねた吹付手段1と、水、吸水性粒子等の液状成分(スラリー状成分)Bを混合して、液状成分Bを、ポンプ5を配したホース4を介して、吹付ノズル6に向けて、例えば、空気圧により圧送する液状成分タンクを兼ねた液状成分圧送手段3とを用い、吹付ノズル6の近傍位置において固形成分Aと液状成分Bとを混合することにより植生基盤材とし、植生基盤材を吹付ノズル6を介して法面8に吹き付けて植生基盤7を形成する。固形成分Aのうち植生土壌材には、骨材、バークやピートモス等の有機系土壌改良材、ピートモス、ゼオライト、パーライトやバーミキュライト等の微粉体等の植生土壌材として用いられている任意の材料を用いることができる。
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 有限会社クスベ産業

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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