緑化路面構造

開放特許情報番号
L2009001215
開放特許情報登録日
2009/3/6
最新更新日
2009/3/6

基本情報

出願番号 特願2003-317892
出願日 2003/9/10
出願人 有限会社クスベ産業、牧野 春雄
公開番号 特開2005-083115
公開日 2005/3/31
登録番号 特許第4153392号
特許権者 有限会社クスベ産業、牧野 春雄
発明の名称 緑化路面構造
技術分野 土木・建築
機能 環境・リサイクル対策
適用製品 緑化路面構造
目的 地面を緑化し効果的にヒートアイランド現象を防止するとともに、間伐材を用いることにより、自然に存在する廃棄物を再利用し環境保護に寄与することができる緑化路面構造を提供する。
効果 植物と間伐材により地面の昇温を抑制し、効果的にヒートアイランド現象を防止するとともに、間伐材ブロックを用いることにより、自然に存在する廃棄物を再利用して環境保護に寄与することができ、さらに、スペーサの仕切枠に間伐材ブロックを挿入することにより、間伐材ブロックのずれやへこみを防止するとともに綿密な間伐材ブロックの敷設作業を容易にすることができる。
技術概要
図1〜図2に、緑化路面構造を示す。この緑化路面構造は、間伐材を所定長さに切断して間伐材ブロック1を形成するとともに、間伐材ブロック1を挿入可能な所定形状、具体的には、格子状に仕切られた枠体により該間伐材ブロック1を挿入するスペーサ4を形成し、敷設したスペーサ4の各仕切枠41に間伐材ブロック1を縦向きに挿入し、間伐材ブロック1同士の間隙に土壌2を充填して植物3を植生させている。間伐材ブロック1は、例えば、直径が約7〜8cmの杉や檜等の間伐材を15cm程度の長さに切りそろえることにより形成されている。この間伐材ブロック1は、例えば、在来の地盤の上に砕石5を約15cm敷設し、砕石5の上に正方行列又はその他の配列で敷設することができる。一方、スペーサ4は、鉄筋を格子状に溶接した2枚の網枠42を所定間隔で上下に固定することにより形成され、各網枠42は、鉄筋を二重格子にすることにより、仕切枠41間に、例えば、幅約3cmの目地部21を形成する。この目地部21は、幅を任意に設定することができ、これにより、植物を植生させる面積割合を調節することができる。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 スペーサを、鉄筋を二重格子にすることにより目地部を区画形成するようにした格子状に溶接した2枚の網枠を上下に固定することにより形成することにより、目地部の幅を任意に設定することができ、これにより、植物を植生させる面積割合を調節することができる。また、スペーサの外周部に、隣接するスペーサを固定する連結部材を設けることにより、複数のスペーサを容易に連結して敷設することができる。
改善効果2 また、保水材を土壌に混合して充填することにより、土壌中の水分を適度に保持して植物の生育を向上させることができる。また、上水汚泥を土壌に混合して充填することにより、廃棄物である上水汚泥を有効利用することができる。

登録者情報

登録者名称 有限会社クスベ産業

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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